チームのタスクが、あちこちのチャットやメモに散らばって管理しきれない――そんな悩みを解決してくれるのが、Teams内で使える「Planner」です。今回は、基本的な使い方を解説します。
この記事でわかること
- Plannerとは何か
- Teamsにタブとして追加する方法
- プラン・バケット・タスクの構造
- 「マイタスク」機能の使い方
結論から言うと、PlannerはMicrosoft 365に含まれるカンバン形式のタスク管理ツールで、Teamsのチームごとにタスクをまとめて管理できる仕組みです。プロジェクトの進捗を可視化したいチームに向いています。
1. PlannerをTeamsに追加する方法
- 対象のチームまたはチャネルを開く
- 上部のタブ一覧にある「+」ボタンをクリックする
- アプリの一覧から「Planner」を選択する
- 新しいプランを作成する、または既存のプランを選ぶ
これで、チャネルの1つのタブとしてPlannerが追加され、チームメンバー全員がアクセスできるようになります。
2. タスク管理の基本構造
Plannerは、次のような階層構造でタスクを整理します。
- プラン:プロジェクトや目的ごとの大きな単位(例:「〇〇キャンペーン」「Webサイトリニューアル」)
- バケット:プランの中をさらに分類するカテゴリ(例:「企画」「制作」「公開」)
- タスク:実際に行う具体的な作業
- チェックリスト:タスクの中の、さらに細かい確認項目
この階層をうまく使うことで、大きなプロジェクトも整理された形で管理できます。
3. タスクを作成する手順
- Plannerのタブを開く
- 該当のバケット内で「タスクの追加」を選択する
- タスク名を入力する
- 担当者、期限、優先度などの詳細を設定する
- 保存する
タスクごとに担当者と期限を明確にしておくことで、「誰が何をいつまでにやるか」が一目で分かるようになります。
4. 「マイタスク」機能で自分の担当を確認する
複数のプランやプロジェクトを掛け持ちしている方には、「マイタスク」機能が便利です。自分に割り当てられたタスクだけを、プランを横断してまとめて確認できます。
- Plannerの画面から「マイタスク」を選択する
- 自分が担当しているタスクの一覧が表示される
「今日やるべきこと」「今週の締め切り」を把握する際に活用しましょう。
5. 進捗状況を可視化する
Plannerでは、タスクごとに「未着手」「進行中」「完了」といった進捗状況を設定でき、チャート形式で全体の進み具合を確認できます。定例会議の前に、この画面をチームで一緒に確認することで、口頭での報告に頼らず、視覚的に状況を共有できます。
6. 通知との連携
タスクの期限が近づくと、Teams上で通知を受け取れる場合があります。重要なタスクの見落としを防ぐため、通知設定もあわせて確認しておくとよいでしょう。
7. 使い始める際のコツ
初めてPlannerを導入するチームは、いきなり細かく作り込みすぎず、まずは大まかなバケット構成から始めることをおすすめします。運用しながら、チームに合った分類方法を見つけていく方が、無理なく定着しやすくなります。
8. チャットでのタスク依頼との使い分け
「このタスク、〇〇さんにお願いします」とチャットで伝えるだけでは、時間が経つと埋もれてしまい、対応漏れにつながることがあります。口頭やチャットでの依頼は、その場での確認には便利ですが、継続的に管理したいタスクは、必ずPlannerに登録する習慣をつけることで、チーム全体の抜け漏れを減らせます。
9. 定例会議とPlannerを組み合わせる
週次や月次の定例会議で、Plannerの画面を映しながら進捗を確認する運用にすると、タスクの状況をチーム全員が同じ目線で把握できます。口頭での報告だけに頼らず、視覚的な情報と組み合わせることで、会議の効率も上がりやすくなります。
まとめ
- Plannerは、Teams内で使えるカンバン形式のタスク管理ツール
- 「プラン>バケット>タスク>チェックリスト」という階層構造で管理する
- 「マイタスク」機能で、自分の担当タスクを横断的に確認できる
- 最初はシンプルな構成から始め、運用しながら調整するのがおすすめ
よくある質問(FAQ)
Q. Plannerは無料で使えますか?
Microsoft 365の契約プランに含まれていることが多いですが、詳しい提供条件は契約内容によって異なります。
Q. 複数のチームで同じプランを共有できますか?
基本的にはチームごとにプランを管理する形になりますが、環境によって共有方法が異なる場合があります。
Q. Plannerとタグ機能を組み合わせて使えますか?
直接連携する機能ではありませんが、タスクの担当割り当てとタグによる一斉連絡を併用することで、チーム運営がスムーズになります。
