生成AIに入力した情報は、どう扱われるのか――主要なサービスの、公式で確認できた内容を整理します。
この記事でわかること
- 主要サービスの学習への利用
- 個人向けと法人向けの違い
- 気をつけること
結論から言うと、個人向けのサービスでは、設定によって、入力した内容が学習に使われる場合があります。法人向けのプランやAPIは、既定で学習に使われないと、案内されています。
1. 個人情報保護委員会の注意喚起
2023年6月2日に、生成AIサービスの利用に関する注意喚起が公表されました。利用者向けの本文の要点は、確認できていません。
2. OpenAI
- 個人向け:設定の「Improve the model for everyone」をオフにするか、プライバシーポータルで、学習の利用を止められます。一時チャットは、学習に使われません。フィードバックを送ると、その会話全体が、学習に使われる可能性があります(検索結果の要約に基づく)
- 法人向け(Enterprise、Business、Edu、API):既定では、学習に使われないと明記されています(検索結果の要約に基づく)
3. Anthropic(Claude)
2025年8月28日の規約の変更で、Free、Pro、Maxは、オプトアウトしない限り、チャットとコーディングセッションが、モデルの学習に使われます。保持期間は、オプトインした場合は5年、オプトアウトした場合は30日です。削除した会話は、学習に使われません。Team、Enterprise、Education、Government、APIは、商用規約のため、対象外です。
4. Google Gemini
個人向けでは、「Keep Activity」がオンだと、チャットが人間のレビュアーの確認を受け、学習に使われる可能性があります。公式は、レビュアーに見られたくない機密情報は、入力しないよう警告しています。レビュー済みのチャットは、削除後も、最長3年保持されます。
5. 気をつけること
- 個人情報や機密情報は、入力しない
- 学習への利用の設定を、確認する
- 業務では、法人向けのプランを検討する
まとめ
- 個人向けは、設定で学習への利用が変わる
- 法人向けやAPIは、既定で学習に使われない
- 規約は変わるため、最新の情報を確認する
よくある質問(FAQ)
Q. 一時チャットなら安全ですか?
OpenAIの一時チャットは、学習に使われないと案内されています。
Q. 会社で使ってよいか分かりません。
社内のルールと、法人向けのプランを、ご確認ください。
Q. AIの仕組みについては?
別記事「生成AIの仕組み」をご覧ください。
