取引先とのやり取りが、メールとチャットに分散して管理しづらい――そんな悩みを解決するのが、社外組織と直接チャンネルを共有できる「Slack Connect」です。今回は、その招待手順とベストプラクティスを解説します。
この記事でわかること
- Slack Connectとゲストアクセスの違い
- 招待する手順
- 招待前に確認しておきたいこと
- 運用する上でのベストプラクティス
結論から言うと、相手も自社のSlackワークスペースを持っている場合は「Slack Connect」で組織同士を直接つなぎ、相手がSlackを持たない個人(フリーランスなど)である場合は「ゲスト」として招待するのが基本的な使い分けです。
1. Slack Connectとゲストアクセスの違い
- Slack Connect:相手が自社の別のワークスペースを持っている場合に、チャンネル単位で組織同士を連携させる方法
- ゲストアクセス:相手が自社のワークスペースを持たない場合に、自社のワークスペースへ個別に招待する方法
2. Slack Connectで招待する手順
- 招待したいチャンネルを開く
- 会話上部のメンバーアイコンを選ぶ
- 「メンバーを追加」を選ぶ
- 招待したい相手のメールアドレスを入力する
- 「外部の組織」を選び、「次へ」を選ぶ
- 案内文を添えて「招待を送信」を選ぶ
3. 招待前に確認しておきたいこと
- 共有してよい情報の範囲を、社内であらかじめ確認しておく
- どのチャンネルを共有するか、限定的な範囲から始める
- 相手にも事前に、Slackでの連携について一声かけておく
4. チャンネル名の付け方のベストプラクティス
社外との共有チャンネルには、「ext_(外部を意味する接頭辞)+相手企業名+用途」のような命名ルールを設定しておくと、社内メンバーが一目で「これは社外と共有しているチャンネルだ」と認識でき、誤った情報共有を防ぎやすくなります。
5. 最初は1つのチャンネルから始める
いきなり複数のチャンネルを共有するのではなく、まずは1つの主要なチャンネルから始め、必要に応じて範囲を広げていくアプローチが、情報管理の観点でも安全です。
6. 有効期限のあるゲスト招待との併用
一時的なプロジェクトで、相手が個人(Slackワークスペースを持たない)の場合は、ゲストアクセスを使い、あわせてアクセス期限を設定しておくことで、プロジェクト終了後の管理漏れを防げます。
7. 定期的な見直しを行う
社外との連携チャンネルは、プロジェクトの終了や契約の変更によって、不要になることがあります。定期的に一覧を見直し、使われなくなったチャンネルは共有を解除しましょう。
8. 招待前に相手に一声かける
招待メールが、相手にとって心当たりのない状態で突然届くと、不審に思われる可能性があります。事前にメールや電話で「Slackで招待を送ります」と伝えておくことで、スムーズに承諾してもらいやすくなります。
まとめ
- 相手が自社のSlackを持つ場合はSlack Connect、持たない場合はゲストアクセスを使う
- 招待は「メンバーを追加」→「外部の組織」から行う
- チャンネル名の命名ルールを決めておくと、社内の認識がずれにくい
- 定期的に共有状況を見直し、不要になった連携は解除する
よくある質問(FAQ)
Q. Slack Connectで共有したチャンネルの履歴は、双方の組織に残りますか?
はい、共有されているチャンネルのメッセージは、双方の組織から閲覧できます。
Q. 招待した相手が、こちらの他のチャンネルを見ることはできますか?
いいえ、共有したチャンネル以外にはアクセスできません。
Q. 一度共有したチャンネルの連携を、後から解除することはできますか?
はい、いつでも共有を解除し、通常の社内チャンネルに戻すことができます。
