仕事や学習で、中国語の文字を入力する必要が出てきた――そんなときに知っておきたい、Windows11での中国語入力の設定方法を解説します。
この記事でわかること
- 中国語(簡体字)を追加する手順
- 中国語(繁体字)を追加する手順
- 入力方式(ピンインなど)を切り替える方法
- 表示言語とは別の設定であること
結論から言うと、「設定」の「時刻と言語」から「言語と地域」を開き、「言語を追加する」から中国語を選ぶだけで、標準の入力方式(簡体字はピンイン方式など)が自動的にインストールされ、すぐに入力を始められます。
1. 中国語(簡体字)を追加する手順
- 「設定」を開く
- 「時刻と言語」から「言語と地域」を選ぶ
- 「言語を追加する」を選ぶ
- 「中国語(簡体字、中国)」を検索して選ぶ
- 「次へ」「インストール」を選ぶ
インストール後、標準で「Microsoft Pinyin IME」(ピンイン入力方式)が使えるようになります。
2. 中国語(繁体字)を追加する手順
同様の手順で、「中国語(繁体字、台湾)」または「中国語(繁体字、香港特別行政区)」などを選んでインストールします。
3. 別の入力方式を追加する
ピンイン方式以外の入力方式(Wubi方式など)を使いたい場合は、次の手順で追加できます。
- 「言語と地域」の画面で、追加した中国語の「…」(オプション)を選ぶ
- 「言語のオプション」を選ぶ
- 「キーボードの追加」から、使いたい入力方式を選ぶ
4. 入力方式を切り替える方法
複数の言語・入力方式を追加した場合、次の方法で切り替えられます。
- ショートカットキー:「Win+スペースキー」
- タスクバー:言語アイコンをクリックし、一覧から選ぶ
5. 表示言語とは別の設定である点に注意
中国語入力を追加しても、Windows自体の表示言語(メニューなどの言語)が中国語に変わるわけではありません。日本語表示のまま、中国語の文字入力だけを行うことができます。
6. 入力方式ごとの特徴
- ピンイン方式:発音のローマ字表記を入力し、対応する漢字を選ぶ、最も一般的な方式
- Wubi方式:漢字の形(部首など)に基づいて入力する方式で、習熟すると高速な入力が可能
初めて中国語入力をする場合は、標準のピンイン方式から始めることをおすすめします。
7. 不要になった言語を削除する
使わなくなった言語・入力方式は、「言語と地域」の画面から個別に削除できます。選択肢が多すぎると、切り替えの際に不便になるため、必要なものだけに絞っておきましょう。
8. アプリごとに異なる入力方式を設定する
「詳細なキーボード設定」から、「ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」を有効にすることで、アプリごとに使用する入力方式を個別に記憶させることもできます。
まとめ
- 「言語と地域」から、中国語(簡体字・繁体字)を追加できる
- 標準でピンイン方式のIMEがインストールされ、すぐに入力を始められる
- 「Win+スペースキー」で、入力方式を素早く切り替えられる
- 中国語入力を追加しても、Windows全体の表示言語は変わらない
よくある質問(FAQ)
Q. 簡体字と繁体字、両方を同時に使うことはできますか?
はい、両方を追加しておくことで、切り替えながら使用できます。
Q. 手書き入力は使えますか?
タッチ対応のパソコンであれば、手書き入力パネルを併用できる場合があります。
Q. 中国語入力を追加すると、キーボードの物理的な配列も変わりますか?
いいえ、物理的なキーボードはそのまま使用し、ソフトウェア側で変換処理が行われます。

