長年使っていた「WordPad」が、パソコンから消えている――そんな経験はありませんか。今回は、WordPadが使えなくなった理由と、代わりに使えるアプリを解説します。
この記事でわかること
- WordPadが廃止された経緯
- Microsoft公式が推奨する代替アプリ
- 用途別のおすすめアプリ
- WordPadを復活させる方法とその注意点
結論から言うと、WordPadはWindows11のバージョン24H2以降、正式に廃止されました。Microsoftは、書式付き文書には「Word」を、プレーンテキストには「メモ帳」を使うことを公式に推奨しています。
1. WordPad廃止の経緯
WordPadは1995年のWindows95発売時から搭載されてきた、シンプルな文書作成アプリです。しかし2023年後半に非推奨(廃止予定)と発表され、Windows11のバージョン24H2以降、すべてのエディションから完全に削除されました。
2. なぜ廃止されたのか
近年、書式付き文書の作成には「Microsoft Word」、簡単なメモ書きには「メモ帳」という役割分担が明確になっており、WordPadの立ち位置が中途半端になっていたことが背景にあります。Microsoftは、機能の重複を整理する目的で廃止を決定しました。
3. 書式付き文書を作りたい場合
Microsoft公式は、リッチテキスト(.docや.rtf形式など、太字や色を使った文書)の作成には、「Microsoft Word」の利用を推奨しています。Word をお持ちでない場合、無料で使える「LibreOffice Writer」も代替の選択肢です。
4. シンプルなメモ書きをしたい場合
装飾のいらないシンプルなテキストであれば、Windows11に標準搭載されている「メモ帳」で十分対応できます。近年のメモ帳は、以前より機能が改善されており、タブ機能なども備えています。
5. WordPadを復活させる方法とその注意点
過去のWindowsからWordPadの実行ファイルをコピーして、手動で復活させる方法も一部で知られています。ただし、この方法で復活させたWordPadは、Microsoftからの機能更新やセキュリティ修正を受け取れません。安定した動作や安全性を優先するなら、この方法はおすすめしません。
6. 既存の.rtfファイルはどうなるか
WordPadで作成した過去の.rtfファイルは、WordPadが削除された後も、WordやLibreOffice Writerなど、他のアプリで問題なく開くことができます。
7. ビジネス文書での対応
会社などで長年WordPadを業務フローに組み込んでいた場合、Wordへの移行にあたって、簡単な操作方法の違いを確認しておくと、スムーズに移行できます。
8. その他の軽量な文書作成アプリ
装飾は多少必要だが、Wordほど高機能でなくてよい場合、無料の「Googleドキュメント」(ブラウザ上で利用)なども選択肢のひとつです。
まとめ
- WordPadはWindows11の24H2以降、正式に廃止された
- 書式付き文書にはWord、プレーンテキストにはメモ帳が公式推奨
- 手動での復活は可能だが、セキュリティ更新を受け取れない点に注意
- 既存の.rtfファイルは、他のアプリで問題なく開ける
よくある質問(FAQ)
Q. WordPadが廃止されて、過去に作った文書は開けなくなりますか?
いいえ、ファイル自体は残っており、WordやLibreOffice Writerなど、他のアプリで開くことができます。
Q. 24H2より前のバージョンなら、まだWordPadは使えますか?
はい、24H2より前のバージョンでは、引き続き利用できます。ただし、いずれアップデートすると削除されます。
Q. LibreOffice Writerは無料で使えますか?
はい、無料でダウンロードして利用できるオフィスソフトです。
