間違ったファイルを共有してしまった、あるいは古いファイルを整理したい――そんなときに知っておきたいのが、Teamsで共有したファイルの削除方法です。今回は、チャットとチャネル、それぞれの削除方法を解説します。
この記事でわかること
- チャットから送ったファイルの削除方法
- ファイルの本当の保存場所
- 削除後に復元できるかどうか
- チャネルとの違い
結論から言うと、Teamsのチャットで共有したファイルは、実際にはOneDrive for Businessに保存されており、チャットの画面から削除操作をすると、そのOneDrive上のファイルがごみ箱に移動する仕組みになっています。
1. ファイルの本当の保存場所を理解する
Teamsのチャットで送ったファイルは、Teams自体にファイルとして保存されているわけではありません。
- 個人チャットで共有したファイル:送信者のOneDrive for Businessに保存される
- チャネルに投稿したファイル:そのチームのSharePoint Onlineに保存される
この仕組みを知っておくと、「削除したのに、なぜOneDrive側にも影響が出るのか」が理解しやすくなります。
2. チャット画面から削除する手順
- 削除したいファイルを送ったメッセージにカーソルを合わせる
- 右上に表示される「…」(その他のオプション)をクリックする
- メニューから「削除」を選ぶ
これで、チャット上の表示とOneDrive上のファイルの両方が、ごみ箱に移動します。
3. OneDriveから直接削除する方法
チャット画面からではなく、OneDrive側から直接削除することもできます。
- Teamsの左側メニューから「ファイル」を選ぶ
- 「OneDrive」を選択する
- 「Microsoft Teams チャット ファイル」のフォルダを開く
- 削除したいファイルを選び、「削除」をクリックする
大量のファイルを一度に整理したいときは、この方法の方が効率的です。
4. 削除後、完全に消えるまでの猶予期間
削除したファイルは、すぐに完全消去されるわけではありません。一般的には、削除から93日間はごみ箱に残り、その間であれば復元が可能です。
復元方法:OneDriveの「ごみ箱」から、対象のファイルを選んで「復元」を選択します。
5. チャネルに投稿したファイルの削除
チャネルに投稿したファイルも、基本的な削除操作は個人チャットと同様です。ただし保存先がSharePoint Onlineになるため、復元する際は、そのチームのSharePointサイトの「ごみ箱」から操作する必要があります。
6. 削除しても相手には表示され続ける場合がある
自分側で削除操作をしても、相手が既にファイルをダウンロードしていた場合、相手のパソコンに保存されたコピーまでは削除できません。機密性の高いファイルを共有した際は、この点を念頭に置いておきましょう。
7. 誤って削除してしまった場合
大事なファイルを誤って削除してしまっても、慌てる必要はありません。93日以内であれば、OneDriveまたはSharePointのごみ箱から復元できます。ただし、この期間を過ぎると完全に削除され、復元できなくなる点に注意しましょう。
8. ファイルを整理する際のちょっとしたコツ
チャットにファイルが増えすぎて見づらくなってきたら、定期的にOneDriveのファイル一覧から不要なものを整理する習慣をつけておくと、必要なファイルを探す手間を減らせます。ファイル名にプロジェクト名や日付を含めておくと、後から検索しやすくなります。
まとめ
- Teamsで共有したファイルは、実際にはOneDriveやSharePointに保存されている
- チャット画面の「…」から「削除」を選ぶと、元のファイルもごみ箱に移動する
- 削除から93日間は復元が可能
- 相手が既にダウンロードしたコピーまでは削除できない点に注意
よくある質問(FAQ)
Q. 相手側からもファイルを削除できますか?
基本的には、ファイルを投稿した本人か、管理者権限を持つ人のみが削除できます。
Q. スマートフォンからでもファイルを削除できますか?
はい、スマートフォン版アプリからも同様の操作で削除できます。
Q. 93日を過ぎたファイルは、管理者でも復元できませんか?
組織の設定によっては、管理者がより長期のバックアップから復元できる場合もあります。詳しくは情報システム部門に確認してください。

