大事なファイルを共有したいけれど、リンクを知っている人なら誰でも見られてしまうのは心配――そんな時に役立つ、共有リンクへのパスワード設定方法を解説します。
この記事でわかること
- パスワードを設定できる共有範囲の条件
- パスワードを設定する手順
- パスワードの相手への伝え方
- 有効期限が切れた場合の対処法
結論から言うと、「すべてのユーザー」を対象にファイルを共有する場合、共有リンクにパスワードを設定できます。設定しておくことで、リンクを知っているだけではファイルを開けなくなり、セキュリティを高められます。
1. パスワード設定が可能な条件
パスワードを設定できるのは、共有範囲を「すべてのユーザー(リンクを知っている全員)」に設定した場合です。特定のユーザーだけに共有する設定の場合、そのユーザー自身のMicrosoftアカウントでの認証が代わりに使われるため、別途パスワードの設定項目は表示されないことがあります。
2. パスワードを設定する手順
- OneDrive(またはWeb版)で、共有したいファイルやフォルダを右クリックする
- 「共有」を選ぶ
- リンクの設定(鉛筆アイコンなど)を開く
- 「すべてのユーザー」が選択されていることを確認する
- 「パスワードを設定」の項目をオンにする
- パスワードを入力する
- 「適用」を選び、リンクをコピーする
3. パスワードの伝え方
作成したパスワードは、共有リンクとは別の手段(メールや電話など)で相手に伝えましょう。リンクと同じ手段(同じメール本文など)でパスワードも一緒に送ってしまうと、セキュリティ強化の意味が薄れてしまいます。
4. パスワードを忘れてしまった場合
設定したパスワードを忘れてしまった場合、後から確認する方法はありません。この場合、一度共有設定を解除し、新しいパスワードで共有リンクを作り直す必要があります。
5. 有効期限が切れた場合の対処法
現在のOneDriveでは、パスワードの自動更新や、共有期間の延長には対応していません。リンクやパスワードの有効期限が切れた場合、新しいリンクとパスワードを手動で作り直しましょう。
6. 複数のフォルダに別々のパスワードを設定する
フォルダごとに異なるパスワードを設定したい場合、それぞれのフォルダで個別に共有設定を行うことで対応できます。1つの設定画面でまとめて管理することはできません。
7. パスワードが機能しない場合
まれに、設定したはずのパスワードが要求されない、または機能しないという報告もあります。この場合、一度共有をオフにしてから、あらためて手順通りに再設定してみましょう。
8. パスワード以外のセキュリティ対策もあわせて検討する
パスワードに加えて、共有リンクの有効期限を設定したり、ダウンロードを禁止する設定を組み合わせることで、より安全にファイルを共有できます。別記事「共有やり方:セキュリティ対策と共有リンクの保護策」もあわせてご確認ください。
まとめ
- パスワード設定は、「すべてのユーザー」向け共有の場合に利用できる
- パスワードは共有リンクとは別の手段で相手に伝える
- 忘れた場合は、共有設定を解除して作り直す必要がある
- 有効期限切れの場合も、手動での再作成が必要
よくある質問(FAQ)
Q. パスワードには文字数の制限がありますか?
一定の文字数制限が設けられていますが、複雑なパスワードを設定することをおすすめします。
Q. 無料プランでもパスワード設定は使えますか?
はい、無料プランでも基本的なパスワード保護機能は利用できます。
Q. パスワードを設定しても、相手はMicrosoftアカウントが必要ですか?
いいえ、「すべてのユーザー」向け共有の場合、相手はMicrosoftアカウントがなくても、パスワードさえ知っていればアクセスできます。

