海外拠点とのやり取りが増えてきたら、会議の時間表示がなぜかずれている――そんな経験はありませんか。今回は、Teamsのタイムゾーンがずれているときの確認・修正方法を解説します。
この記事でわかること
- タイムゾーンがずれる主な原因
- Outlook側の設定確認方法
- SharePoint側の設定確認方法
- Teams本体の個人設定の確認方法
結論から言うと、Teamsのタイムゾーンのずれは、Teams単体の問題ではなく、Outlook・SharePoint・Teams個人設定のいずれか(あるいは複数)が影響していることが多く、それぞれを順番に確認する必要があります。
1. Outlook(Web版)のタイムゾーン設定を確認する
会議の時間がずれる場合、まずOutlookの予定表設定を確認しましょう。
- Web版Outlookを開いてサインインする
- 右上の「設定」を選ぶ
- 「予定表」から「表示」を選ぶ
- 「タイムゾーン」の項目が「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」になっているか確認する
- 違っている場合は、正しいタイムゾーンに変更する
会議の予定はOutlookのカレンダーと連動しているため、ここがずれていると、Teams側の表示にも影響します。
2. SharePointサイトのタイムゾーンを確認する
Teamsのファイル置き場には、裏側でSharePointサイトが使われています。ファイルの共有日時や更新日時が、実際の日本時間とずれて表示される場合は、SharePointサイト側のタイムゾーン設定が原因になっていることがあります。
- 対象のSharePointサイトの設定を開く
- 地域設定から「タイムゾーン」を確認する
- 「(UTC+9:00 大阪、札幌、東京)」になっているか確認し、必要なら修正する
3. Teams本体の個人設定を確認する
Teamsアプリ自体にも、個人の地域・言語設定があります。
- Teamsの「設定」を開く
- 「全般」の中から「地域、言語、時刻と日付」の項目を探す
- 「タイムゾーン」の横にあるプルダウンから、正しいタイムゾーンを選ぶ
4. 海外の同僚とのやり取りで表示される時差
海外にいる同僚をクリックすると、「あなたの時間は〇時間進んでいます」といった表示が出ることがあります。これは異常ではなく、相手の設定しているタイムゾーンと自分のタイムゾーンの差を、Teamsが自動的に計算して表示している機能です。会議の時間調整をする際の参考になります。
5. なぜ複数の箇所を確認する必要があるのか
Teamsは単体で動いているのではなく、Outlook(予定表)、SharePoint(ファイル管理)と連携しながら動作しています。そのため、「Teams側の表示だけ直せば解決する」とは限らず、根本原因がどこにあるかによって、確認すべき設定箇所が変わってきます。一つずつ丁寧に確認していくことが、解決への近道です。
6. 会社支給のパソコンで設定を変更できない場合
組織によっては、地域・タイムゾーンの設定が、情報システム部門によって一括管理されている場合があります。自分で変更しようとしてもうまくいかない場合は、パソコンやアカウントの初期設定そのものに問題がある可能性があるため、情報システム部門に相談しましょう。
7. 設定変更後、反映まで時間がかかる場合がある
設定を変更しても、すぐにすべての画面に反映されないことがあります。特にSharePoint側の設定変更は、反映までに時間がかかる場合があるため、変更直後に改善が見られなくても、しばらく時間を置いてから再確認してみましょう。
8. 出張や引っ越しで拠点が変わった場合
長期の海外出張や、勤務地の変更があった場合は、上記の設定を新しい所在地のタイムゾーンに合わせて更新する必要があります。設定を変更し忘れたままだと、帰国後や異動後も、会議の時間表示がずれ続けてしまうため、環境が変わったタイミングで一度見直す習慣をつけておくとよいでしょう。
まとめ
- タイムゾーンのずれは、Outlook・SharePoint・Teams個人設定のいずれかが原因のことが多い
- 会議の時間がずれる場合は、まずOutlookの予定表設定を確認する
- ファイルの日時がずれる場合は、SharePointサイトの設定を確認する
- 環境が変わったタイミングで、設定の見直しを習慣にする
よくある質問(FAQ)
Q. すべての設定を確認しても直りません。
情報システム部門に、組織全体でのアカウント設定に問題がないか確認してもらいましょう。
Q. スマートフォン版でもタイムゾーン設定は必要ですか?
スマートフォンのOS自体の時刻設定が自動になっていれば、通常は問題になりにくいですが、念のため確認しておくと安心です。
Q. 海外拠点との会議で、時間を間違えないためのコツはありますか?
会議の招待メールやカレンダーに、複数のタイムゾーンを併記する設定を活用すると、認識のズレを防ぎやすくなります。
