画面共有をしながら「ここを見てください」と伝えたいのに、マウスカーソルだけでは、相手にうまく伝わらない――そんなときに便利なのが、Teamsの「ポインター」機能です。今回は、画面共有中にポインターを使う方法を解説します。
この記事でわかること
- ポインター機能の呼び出し方
- 使える描画ツールの種類
- 注釈を消す方法
- 効果的に使うためのコツ
結論から言うと、Teamsで画面共有中に表示されるツールバーから、ポインターやペンなどの注釈ツールを選ぶだけで、資料の任意の場所を指し示したり、書き込んだりできます。
1. ポインターの呼び出し方
- Teams会議で画面共有を開始する
- 画面上部(または共有中のウィンドウ内)に表示されるツールバーを確認する
- 注釈ツールのアイコン(ペンのマークなど)を選択する
- 表示されたメニューから「ポインター」を選ぶ
これで、マウスカーソルを動かした位置に、目立つ色の印が表示されるようになります。
2. 使える注釈ツールの種類
ポインターのほかにも、いくつかの描画ツールが用意されています。
- ポインター:カーソルの位置を一時的に強調する
- ペン:自由な線を描いて説明を書き込む
- 蛍光ペン:資料の一部をマーカーのように強調する
- 消しゴム:書き込んだ内容を消す
資料の細かい数字を指し示すだけならポインター、補足説明を書き加えたいならペンや蛍光ペンを使う、という使い分けが基本です。
3. 注釈を消す方法
ペンや蛍光ペンで書き込んだ内容は、共有画面上に残り続けます。次の資料に進む前に、消しておきたい場合は次の方法を使います。
- 注釈ツールのメニューから「消しゴム」を選ぶ
- 消したい部分をなぞる、または「すべて消去」を選ぶ
書き込みっぱなしのまま次のスライドに移ると、見づらくなってしまうため、こまめに消すことを意識しましょう。
4. PowerPointのプレゼンテーション機能との違い
PowerPointファイルをTeams上で直接共有している場合は、PowerPoint自体が持つレーザーポインターや蛍光ペン機能も使えます。発表者ツールから選択でき、Teamsの画面共有ツールバーとは別の操作系統になっている点に注意しましょう。どちらを使うかで手順が変わるため、資料の共有方法(画面共有かPowerPointLiveか)を事前に確認しておくと迷いません。
5. 参加者側からも書き込める設定
会議の主催者は、参加者にも注釈ツールの使用を許可できます。全員で資料に書き込みながら議論したい場合は、共有前に権限設定を確認しておきましょう。ただし、不特定多数が参加する会議では、意図しない書き込みを防ぐため、権限を絞っておくのが安全です。
6. スポットライト機能との使い分け
似た機能に「スポットライト」があります。これは特定の参加者の映像を全員の画面に大きく表示する機能で、資料上の特定箇所を指し示すポインターとは目的が異なります。「発表者に注目してほしい」ならスポットライト、「資料の特定箇所に注目してほしい」ならポインターやペン、と覚えておくとよいでしょう。
7. うまく表示されないときの確認点
ポインターやペンのアイコンが見つからない場合は、次を確認しましょう。
- 画面共有が正しく開始されているか
- 共有しているのがデスクトップ全体か、特定のウィンドウかによって、表示されるツールバーの位置が変わることがある
- Teamsアプリが最新バージョンになっているか
8. 会議の録画にも注釈は記録される
ポインターやペンで書き込んだ内容は、会議を録画している場合、録画データにもそのまま残ります。後から見返す人にとっても分かりやすい説明になるよう、要点を絞って書き込むことを意識するとよいでしょう。
まとめ
- 画面共有中のツールバーから、ポインターやペンなどの注釈ツールを選べる
- ペンや蛍光ペンで書き込んだ内容は、消しゴムでいつでも消せる
- PowerPoint共有時は、PowerPoint自体のポインター機能も使える
- スポットライト機能とは目的が異なるため、使い分けを意識する
よくある質問(FAQ)
Q. スマートフォンからでもポインターは使えますか?
パソコン版に比べて操作できる機能が限られる場合があります。主要な操作はパソコンでの利用をおすすめします。
Q. 書き込んだ内容を画像として保存できますか?
画面共有中の注釈自体を直接保存する機能はありませんが、スクリーンショットを撮ることで記録に残せます。
Q. 複数人が同時にポインターを使うとどうなりますか?
参加者ごとに異なる色で表示されるため、誰の書き込みかが区別しやすくなっています。
