会議の内容を後から見返せるように文字起こしを使おうとしたら、ボタンがグレーアウトしていて押せなかった――そんな経験はありませんか。今回は、文字起こしができないときに確認すべきポイントを解説します。
この記事でわかること
- 文字起こしができない主な原因
- 管理者設定の確認方法
- ライセンスとの関係
- それでも直らない場合の対処法
結論から言うと、文字起こしができない原因として最も多いのは、組織の管理者側で機能自体がオフに設定されているケースです。次に多いのが、ライセンスの問題や、対応していない環境で利用しているケースです。
1. 管理者設定を確認する
IT管理者がTeams管理センターで、文字起こし機能をオフに設定しているケースが最も多い原因です。この設定は個人では変更できないため、心当たりがある場合は情報システム部門に確認しましょう。
確認してもらう内容:会議ポリシーの「トランスクリプトの作成を許可する」がオンになっているか。
なお、設定を変更してもらった場合、反映されるまでに時間がかかることがあります(最大で24時間程度かかる場合もあります)。すぐに反映されなくても、焦らず時間を置いて確認しましょう。
2. ライセンスを確認する
文字起こし機能は、無料プランのTeamsでは利用できません。Microsoft 365 Business BasicやBusiness Standard以上のライセンスが必要になります。自分の契約プランがどの区分に該当するか、分からない場合は管理者に確認しましょう。
3. 利用しているバージョンを確認する
文字起こし機能は、デスクトップ版のTeamsを使用している必要があります。モバイル版やブラウザ版では対応していない場合があるため、パソコンのデスクトップアプリから会議に参加しているか確認しましょう。
4. 新しいTeamsであることを確認する
環境によっては、新しいTeamsへの移行が完了していないと、文字起こし機能が正しく動作しないことがあります。自分の環境が新しいTeamsになっているか、設定から確認してみましょう。
5. キャッシュをクリアする
上記の設定に問題がなさそうな場合は、別記事で紹介したキャッシュの削除を試してみましょう。
- Teamsを完全に終了する
- キャッシュフォルダ内のファイルを削除する
- Teamsを再起動する
一時的な表示の不具合であれば、これで改善することがあります。
6. 会議の種類による違い
文字起こし機能は、会議の主催者の設定や、会議の種類(社内会議か、社外を含む会議かなど)によって、利用できるかどうかが変わる場合があります。自分が主催者でない場合は、主催者側の設定も影響することを念頭に置きましょう。
7. 言語設定を確認する
文字起こしの精度や対応状況は、会議で話されている言語設定にも影響されます。想定と違う言語で認識されている場合は、会議中の言語設定を確認してみましょう。
8. それでも解決しない場合
ここまでの方法を試しても改善しない場合は、次の情報を整理した上で、情報システム部門に相談しましょう。
- いつから症状が起きているか
- 特定の会議だけで起きるのか、すべての会議で起きるのか
- エラーメッセージが表示されているか
まとめ
- 文字起こしができない最大の原因は、組織の管理者設定によるオフ
- 無料プランでは利用できないため、ライセンスの確認も必要
- デスクトップ版・新しいTeamsであることも条件になる
- 改善しない場合は、キャッシュ削除や情報システム部門への相談を検討する
よくある質問(FAQ)
Q. 文字起こしができる会議とできない会議があります。なぜですか?
会議の主催者の設定や、参加している組織の違いによって、利用可否が変わる場合があります。
Q. 設定を変更したのに、すぐに反映されません。
管理者設定の反映には時間がかかることがあります。数時間から最大24時間程度、様子を見てから再確認してみましょう。
Q. 文字起こしの精度が低いのですが、改善できますか?
雑音の多い環境や、複数人が同時に話す場面では精度が下がりやすい傾向があります。静かな環境での利用をおすすめします。
