急いで整理していたら、大事な資料まで誤って削除してしまった――そんなときに知っておきたいのが、ごみ箱からの復元方法です。今回は、Teamsで削除したファイルの管理方法を解説します。
この記事でわかること
- 削除したファイルが移動する場所
- ごみ箱から復元する手順
- 保存期間と、期限を過ぎた場合の扱い
- 誤削除を防ぐための工夫
結論から言うと、Teamsで削除したファイルは、共有した方法に応じてOneDriveまたはSharePointのごみ箱に移動しており、削除から93日以内であれば、そこから復元できます。
1. 削除したファイルの保存先
Teamsのファイルは、実際にはOneDriveまたはSharePointに保存されています。削除した方法によって、移動先が異なります。
- チャットから削除した場合:ファイルを投稿した本人のOneDrive for Businessのごみ箱
- チャネルから削除した場合:そのチームに紐づくSharePoint Onlineのごみ箱
2. チャネルのファイルを復元する手順
- チームの「ファイル」タブを開く
- 「…」から「SharePointで開く」を選ぶ
- 表示されたSharePointサイトのサイドメニューから「ごみ箱」を選ぶ
- 復元したいファイルにチェックを入れる
- 「復元」を選ぶ
3. チャットのファイルを復元する手順
- OneDriveを開く
- サイドメニューから「ごみ箱」を選ぶ
- 復元したいファイルにチェックを入れる
- 「復元」を選ぶ
4. 保存期間について
ごみ箱に移動したファイルは、93日間はそのまま保存され、この間であれば復元が可能です。93日を過ぎると完全に削除され、通常の方法では復元できなくなります。
5. ごみ箱にも見当たらない場合
通常のごみ箱を確認しても目的のファイルが見つからない場合は、SharePointのごみ箱ページの下部にある「第2段階のごみ箱」も確認してみましょう。通常のごみ箱から、さらに古い、あるいは別の経緯で移動したファイルが、この第2段階に保管されている場合があります。
6. 誰が削除したか分からない場合
チーム全体で使っているファイルが誰かに削除されてしまい、経緯が分からないという場合は、SharePointの管理機能を通じて、削除の履歴を確認できる場合があります。心当たりのメンバーに確認するとともに、必要であれば情報システム部門にも相談してみましょう。
7. 誤削除を防ぐための工夫
- 重要なファイルには、削除前に確認を求める運用ルールを設ける
- 定期的にバックアップを別の場所に保管しておく
- チーム内で、ファイルの削除権限を必要な人だけに絞る
日頃からのちょっとした工夫で、誤削除によるトラブルのリスクを減らせます。
8. 93日を過ぎたファイルはもう戻せないのか
通常の操作では復元できませんが、組織によっては、より長期のバックアップ体制を整えている場合があります。どうしても必要なファイルが93日を過ぎてしまった場合は、念のため情報システム部門に、復旧の可能性がないか確認してみる価値はあります。
まとめ
- 削除したファイルは、共有方法に応じてOneDriveまたはSharePointのごみ箱に移動する
- 削除から93日以内であれば、ごみ箱から復元できる
- 通常のごみ箱にない場合は、「第2段階のごみ箱」も確認する
- 誤削除を防ぐため、削除権限や運用ルールを見直すことも大切
よくある質問(FAQ)
Q. 復元したファイルは、元の場所(チャットやチャネル)に自動的に戻りますか?
ファイル自体は復元されますが、チャットやチャネルへのメッセージとしての表示は、環境によって元通りにならない場合があります。
Q. ごみ箱を空にする操作は、誰でもできますか?
基本的には、ファイルの所有者や管理権限を持つ人のみが行えます。
Q. スマートフォンからもごみ箱の操作はできますか?
OneDriveアプリなどを経由すれば可能ですが、パソコンでの操作の方が確実です。
