不要になった会議の録画データが溜まっていき、ストレージの容量を圧迫していないか気になったことはありませんか。今回は、Teams会議の録画を削除する方法と、保存期間の仕組みを解説します。
この記事でわかること
- 録画データの既定の保存期間
- 削除する手順
- 誤って削除した場合の復元方法
- 保存期間を変更する方法
結論から言うと、Teams会議の録画データには既定で120日間の保存期間が設定されており、作成日から120日経過すると自動的に削除されます。手動で早めに削除したい場合や、逆に長く残したい場合は、それぞれ個別に設定を変更できます。
1. なぜ自動的に削除される仕組みがあるのか
Teams会議の録画ファイルは、SharePoint OnlineやOneDrive for Businessのストレージ容量を使用しています。録画データを無制限に残し続けると、ストレージを圧迫してしまうため、既定で保存期間が設定される仕組みになっています。
2. 録画データが保存されている場所
録画データの保存場所は、会議の種類によって異なります。
- チャネルで行った会議:チャネルの「ファイル」タブ内にある「Recordings」フォルダー
- 個人チャットで行った会議:主催者のOneDrive for Business
削除する前に、まずどこに保存されているかを確認しましょう。
3. 手動で削除する手順
- 録画データが保存されている場所(チャネルのファイル、またはOneDrive)を開く
- 対象の動画ファイルを見つける
- ファイルの「…」(その他のオプション)を選ぶ
- 「削除」を選ぶ
これで、チャネル会議の場合はグループのSharePointサイトのごみ箱に、個人チャットの場合はOneDriveのごみ箱に、それぞれ移動します。
4. 誤って削除してしまった場合の復元方法
削除してしまっても、慌てる必要はありません。削除から90日以内であれば、SharePointまたはOneDriveの「ごみ箱」から復元できます。
- SharePointまたはOneDriveの「ごみ箱」を開く
- 復元したいファイルを選ぶ
- 「復元」を選ぶ
90日を過ぎると完全に削除され、復元できなくなる点に注意しましょう。
5. 保存期間を個別に変更する方法
特定の録画データだけ、保存期間を延長・短縮したい場合は、次の手順で変更できます。
- OneDriveまたはSharePointで、対象のファイルを開く
- ファイルの詳細パネルを開く
- 有効期限の項目を確認し、必要に応じて変更する
重要な会議の録画は、あらかじめ長めの保存期間に設定しておくと安心です。
6. 組織全体の保存期間ポリシーを確認する
個別のファイルごとの調整だけでなく、組織全体で録画データの保存期間ポリシーが設定されている場合もあります。頻繁に長期保存が必要な業務がある場合は、情報システム部門に、組織全体の設定について相談してみましょう。
7. 定期的な整理を習慣にする
自動削除の仕組みがあるとはいえ、不要になった録画データは、気づいたタイミングで手動で整理する習慣をつけておくと、ストレージ容量を有効に使えます。特に、繰り返し行う定例会議の録画は、内容が重複しがちなため、必要なものだけを選んで残すとよいでしょう。
8. 削除する前に本当に不要か確認する
一度削除して90日を過ぎてしまうと、二度と復元できません。重要なプロジェクトの記録や、後から証拠として必要になる可能性がある会議の録画は、削除する前に、関係者に確認を取ってから進めることをおすすめします。
まとめ
- 録画データは既定で120日後に自動削除される
- 手動での削除は、保存場所のファイルの「…」から行える
- 削除後90日以内であれば、ごみ箱から復元できる
- 個別ファイルや組織全体で、保存期間を調整することも可能
よくある質問(FAQ)
Q. 保存期間が過ぎる前に、通知は来ますか?
環境によっては、期限が近づくと通知が届く場合がありますが、確実ではないため、重要なファイルは自分で期限を確認しておくと安心です。
Q. 削除する権限がある人は誰ですか?
基本的には、ファイルの所有者や、チームの管理権限を持つ人が削除できます。
Q. 90日を過ぎたファイルは、管理者でも復元できませんか?
組織の設定によっては、管理者がより長期のバックアップから復元できる場合もあります。詳しくは情報システム部門に確認してください。
