複数のタスクを1つのリマインダーにまとめて、見やすく改行して表示したい――そう思って試してみたら、うまくいかなかった経験はありませんか。今回は、リマインダーの改行に関する仕様と、代わりの方法を解説します。
この記事でわかること
- 「/remind」コマンド内での改行の制約
- 通常のメッセージとの違い
- 複数項目をまとめて管理する代替方法
- 実務での工夫
結論から言うと、「/remind」コマンドは基本的に1行のテキストとして入力する仕組みのため、通常のメッセージのように途中で改行を挟んだリマインダーを作ることは想定されておらず、複数項目を見やすく管理したい場合は、別の方法と組み合わせるのが現実的です。
1. なぜ「/remind」では改行が難しいのか
通常のメッセージ入力では、「Shift+Enter」で改行を挟むことができますが、スラッシュコマンドである「/remind」は、コマンド全体を1つの指示として解釈する仕組みのため、同様の操作でリマインダー本文に改行を挟むことは想定されていません。
2. シンプルな内容にまとめる
複数の項目を伝えたい場合は、改行に頼らず、読点や箇条書き風の区切り文字(「/」など)を使って、1行の中で分かりやすく整理する工夫が現実的です。
例:
/remind me "資料確認/メール返信/日報提出" at 18:00
3. 複数のリマインダーに分割する
本当に別々のタスクであれば、無理に1つのリマインダーにまとめず、複数のリマインダーとして個別に設定する方法もあります。それぞれ独立して管理できるメリットもあります。
4. Canvasのチェックリストを活用する
複数項目を整理して管理したい場合は、リマインダーではなく、別記事で紹介した「Canvas」のチェックリスト機能を使う方法がおすすめです。改行や箇条書きを自由に使い、見やすくまとめられます。リマインダーは「Canvasを確認してください」という一言の通知役に留め、詳細はCanvas側にまとめる、という役割分担も効果的です。
5. Listsで管理する
担当者や期限を伴う、より本格的なタスク管理をしたい場合は、別記事で紹介した「Lists」機能の利用も検討しましょう。改行の制約を受けずに、項目ごとに詳細な情報を整理できます。
6. 通常のメッセージであれば改行できる
念のため補足すると、この制約は「/remind」コマンドに特有のものであり、通常のチャットメッセージであれば、「Shift+Enter」で問題なく改行を挟むことができます。
7. ワークフロービルダーとの組み合わせ
決まった時間に、複数行にわたる整形されたメッセージを送りたい場合は、「/remind」コマンドではなく、ワークフロービルダーの「スケジュール実行」トリガーと「メッセージを送信」ステップを組み合わせることで、改行を含む本格的な通知を作成できます。
8. シンプルさを保つという考え方
そもそもリマインダーは、「思い出すきっかけ」としての役割が中心です。詳細な情報を詰め込みすぎず、シンプルな一言に留め、詳細は別のツール(Canvas、Listsなど)で管理するという考え方も、実務では有効です。
まとめ
- 「/remind」コマンドは、改行を含んだリマインダー本文の作成を想定していない
- 区切り文字を使うか、複数のリマインダーに分割することで対応できる
- 複数項目の整理には、CanvasやListsの活用がおすすめ
- 通常のチャットメッセージでは、改行は問題なく使える
よくある質問(FAQ)
Q. スマートフォンアプリでも同じ制約がありますか?
はい、コマンドの仕様自体はパソコン版・スマートフォン版で共通です。
Q. 改行の代わりに絵文字で区切ることはできますか?
はい、視覚的な区切りとして絵文字を使うことも、一つの工夫として有効です。
Q. ワークフロービルダーを使うには、特別な知識が必要ですか?
シンプルな通知メッセージであれば、テンプレートを使うことで、専門知識がなくても作成できます。

