いつもは表示されるはずの予測変換候補が、急に出なくなった――そんな経験はありませんか。今回は、Microsoft IMEでの原因別の対処法を解説します。
この記事でわかること
- 予測入力の設定を確認する方法
- 「以前のバージョンのIME」設定が影響しているケース
- IMEの設定をリセットする方法
- ユーザー辞書への影響
結論から言うと、多くの場合は「予測入力」の設定自体がオフになっているか、IME関連の設定に一時的な不具合が生じていることが原因です。
1. 予測入力の設定を確認する
- タスクバーの「あ」または「A」のアイコンを右クリックする
- 「設定」を選ぶ
- 「全般」を選ぶ
- 「予測入力」の項目が、オンになっているか確認する
オフになっている場合は、オンに切り替えましょう。
2. 「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」設定を確認する
この設定がオンになっていると、新しいIMEの一部機能が正常に動作しないことがあります。
- 手順1と同じ「全般」の設定画面を開く
- 「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がオンになっていないか確認する
- オンになっている場合は、オフに切り替えて動作を確認する
3. IMEの設定を既定値に戻す
上記で改善しない場合、IMEの設定全体に不具合が生じている可能性があります。
- 「設定」の「時刻と言語」から「言語と地域」を選ぶ
- 「日本語」の「言語のオプション」を選ぶ
- 「Microsoft IME」を選び、「キーボードオプション」を開く
- 「全般」から「復元」を選ぶ
この操作で、変換候補の表示に関する設定が初期状態に戻ります。なお、この操作によって、自分で登録したユーザー辞書が削除されることはありません。
4. アプリ側の設定を確認する
特定のアプリでだけ予測変換が出ない場合、そのアプリ自体に、IMEの予測機能をオフにする設定が用意されていることがあります。アプリ側の設定画面も確認してみましょう。
5. パソコンを再起動する
一時的な不具合であれば、再起動だけで改善することもあります。
6. 別のユーザーアカウントで確認する
特定のユーザーアカウントだけで発生している場合、そのアカウントのIME設定に問題がある可能性があります。新しいユーザーアカウントを作成し、そちらで正常に動作するか確認してみましょう。
7. Windows Updateの状態を確認する
IME関連の不具合が、特定の更新プログラムに起因しているケースも報告されています。「設定」の「Windows Update」から、最新の状態になっているか確認しましょう。
8. それでも解決しない場合
上記をすべて試しても改善しない場合、他の日本語入力システム(サードパーティ製のIME)への切り替えも、ひとつの選択肢です。
まとめ
- まずは「予測入力」の設定がオンになっているか確認する
- 「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」設定も影響することがある
- 改善しない場合は、IMEの設定を既定値に戻してみる
- 設定を復元しても、ユーザー辞書は削除されない
よくある質問(FAQ)
Q. IMEの設定を復元すると、よく使う変換候補の学習内容は消えますか?
学習内容が多少リセットされる場合がありますが、辞書登録した単語自体は残ります。
Q. 英数字入力の時だけ予測変換が出ないのは正常ですか?
はい、通常、英数字モードでは日本語の予測変換候補は表示されません。
Q. 特定のアプリだけで予測変換が出ない場合、Windows全体の設定を疑う必要はありますか?
その場合は、まずそのアプリ側の設定を優先的に確認することをおすすめします。

