Windows Updateを適用して再起動したら、そのままパソコンが起動しなくなってしまった――そんな経験はありませんか。今回は、段階的に試せる対処法を解説します。
この記事でわかること
- サインイン画面にすら到達しない場合の対処法
- 自動修復画面を呼び出す方法
- 回復環境から更新プログラムを削除する方法
- グラフィックドライバーが原因のケース
結論から言うと、更新プログラム適用後に起動しなくなる原因の多くは、グラフィックドライバーとの相性不良や、更新処理そのものが途中で失敗したことによるシステムファイルの不整合です。回復環境からの対処で、多くのケースが改善します。
1. まずはしばらく待つ
更新プログラムの適用が完了していない状態の可能性もあります。画面に何らかの表示(読み込み中のマークなど)がある場合は、電源を切らずに、しばらく待ってみましょう。
2. 強制的に電源を切って再起動する
30分以上待っても変化がない場合、電源ボタンを10秒程度長押しして強制終了し、再度電源を入れてみましょう。
3. 自動修復画面を呼び出す
強制終了後も同じ状態が続く場合、次の手順で「自動修復」の画面を呼び出せることがあります。
- 電源を入れる
- 起動の途中で、再び電源ボタンを長押しして強制終了する
- これを2〜3回繰り返す
- 3回目以降に、「自動修復を準備しています」という画面が表示される
4. 更新プログラムをアンインストールする
自動修復の画面が表示されたら、以下の手順で、問題の原因となった更新プログラムを削除できます。
- 「詳細オプション」を選ぶ
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「更新プログラムのアンインストール」を選ぶ
- 「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」を選ぶ
- 案内に従って進める
5. スタートアップ修復を試す
更新プログラムのアンインストールで改善しない場合、同じ「詳細オプション」の画面から、「スタートアップ修復」を試してみましょう。
6. セーフモードで起動できるか確認する
「詳細オプション」の「スタートアップ設定」から、セーフモードでの起動を試してみましょう。セーフモードで起動できる場合、グラフィックドライバーなど、特定のソフトウェアが原因である可能性が高くなります。セーフモードで起動できたら、該当するドライバーを一度アンインストールしてみましょう。
7. システムの復元を試す
復元ポイントが作成されている場合、「システムの復元」で、更新プログラム適用前の状態に戻せることがあります。
8. それでも解決しない場合
上記をすべて試しても改善しない場合、別記事「Windows11初期化できない時の対処法ガイド」で紹介した、インストールメディアを使った修復も検討しましょう。それでも解決しない場合は、パソコンメーカーのサポートに相談することをおすすめします。
まとめ
- グラフィックドライバーの相性不良や、更新処理の失敗が主な原因
- 自動修復の画面から、問題の更新プログラムをアンインストールできる
- セーフモードで起動できる場合は、ドライバーが原因の可能性が高い
- 改善しない場合は、システムの復元やインストールメディアでの修復も検討する
よくある質問(FAQ)
Q. 更新プログラムをアンインストールすると、データは消えますか?
いいえ、通常、更新プログラムのアンインストールだけで、個人用データが削除されることはありません。
Q. サインイン後に画面が真っ暗になる場合も同じ対処法ですか?
サインインまでできている場合は、別記事「サインイン後に画面が真っ暗になる時の対処法」がより的確な内容です。この記事は、サインイン画面にすら到達しない、より深刻なケースを扱っています。
Q. 何度やっても自動修復の画面が表示されない場合はどうすればよいですか?
別記事「USBインストール手順ガイド」で作成したインストールメディアから起動し、「コンピューターを修復する」を選ぶことで、同様の画面にアクセスできます。

