オンライン会議が当たり前になった今だからこそ、映り方への配慮が信頼につながる場面も増えています。在宅勤務中の会議で、部屋の様子や家族が映り込んでしまうのが気になる――そんな悩みを解決してくれるのが、Teamsの背景設定機能です。今回は、カメラの背景をぼかしたり、画像に変更したりする方法を分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 背景設定の基本的な操作方法
- 「ぼかし」と「画像」、それぞれの特徴
- オリジナル背景画像を追加する方法
- 背景設定を使ううえでの注意点
結論から言うと、背景設定は会議に参加する前、または会議中に、カメラアイコン横のメニューから数クリックで変更できます。プライバシーを守りながら、周囲を気にせず会議に集中できるようになります。
1. 背景設定の基本操作
会議参加前、または会議中に背景を設定する手順は、次の通りです。
- 会議に参加する前の画面、または会議中のメニューから「背景フィルター」を選択する
- 「ぼかし」または好きな背景画像を選ぶ
- プレビューを確認し、問題なければ適用する
会議に参加する前の待機画面からも設定できるため、会議が始まる前に準備しておくと安心です。
2. 「ぼかし」機能とは
「ぼかし」は、自分の姿はそのままに、背景だけをぼかして見えにくくする機能です。部屋の中を完全に隠したいわけではないけれど、細かい部分を見られたくない、という場合に手軽に使えます。強さを選べる場合もあり、軽いぼかしから強いぼかしまで調整できます。
3. 背景画像を設定する方法
あらかじめ用意された背景画像(オフィス風景や抽象的なデザインなど)から選ぶこともできます。手順は「ぼかし」の場合とほぼ同じで、背景フィルターのメニューから、画像の一覧を選択するだけです。
4. オリジナルの背景画像を追加する方法
会社のロゴ入り画像や、自分の好きな写真を背景として使いたい場合は、オリジナル画像を追加することもできます。
- 背景フィルターのメニューを開く
- 「新規追加」のような画像追加のオプションを選択する
- パソコン内の好きな画像ファイルを選んで追加する
追加した画像は、以降の会議でも一覧から選べるようになります。会社の統一感を出したい場合、部署内で同じ背景画像を共有しておくのもおすすめです。
5. 背景設定が向いている場面
背景設定は、次のような場面で特に役立ちます。
- 在宅勤務で、部屋の様子を見られたくないとき
- 家族やペットが映り込む可能性がある環境で会議に参加するとき
- カフェや外出先など、周囲の環境が会議にふさわしくない場所から参加するとき
- 社外の方との会議で、プロフェッショナルな印象を与えたいとき
6. 背景設定を使ううえでの注意点
便利な機能ですが、いくつか注意点もあります。
まず、パソコンの処理能力によっては、背景設定を使うことで動作が重くなることがあります。会議中に画面がカクカクする場合は、背景設定を一時的にオフにしてみるのも1つの対処法です。
また、背景をぼかしたり画像に変えたりしても、完全にすべてが隠れるとは限りません。特に体を大きく動かしたときや、照明の条件によっては、背景がうまく処理されず一部が映り込むことがあります。本当に見られたくないものは、そもそもカメラの映る範囲に置かないようにするのが確実です。
7. カメラをオフにするという選択肢もある
どうしても背景を整えるのが難しい状況では、無理に背景設定を使うより、カメラ自体をオフにして音声のみで参加するのも1つの方法です。会議の目的や雰囲気に応じて、無理のない参加方法を選びましょう。
8. 職種・場面別のおすすめの使い方
背景設定は、職種や会議の目的によって選び方を変えるとより効果的です。営業職で社外の方と話す機会が多い方は、シンプルで落ち着いた画像やぼかしを選ぶと、信頼感を損なわずに済みます。社内の雑談ベースのミーティングでは、少し遊び心のある背景を選んで、場を和ませるのも良いでしょう。研修や講演など、自分が発表者になる場面では、伝えたい内容の邪魔にならない、控えめな背景を選ぶのが基本です。
9. パソコンのスペックと背景設定の関係
背景設定(特に「ぼかし」や仮想背景)は、パソコン内部で映像をリアルタイムに処理する仕組みのため、性能の低いパソコンでは負荷が大きくなりがちです。会議中にカクつきや遅延が気になる場合は、背景設定を一時的にオフにして、通常のカメラ映像に戻すことで改善することがあります。特に古いパソコンや、他の重い作業を同時に行っている場合は注意が必要です。
10. 照明を整えるだけでも印象は変わる
背景設定に頼らずとも、部屋の照明を工夫するだけで、画面に映る印象は大きく変わります。顔の前方や上方向から光が当たるようにするだけで、表情が明るく、清潔感のある印象になります。背景設定と合わせて、簡単な照明の工夫も試してみると、オンライン会議での見え方がさらに良くなるはずです。
11. 新入社員・在宅勤務初心者への案内
新しく在宅勤務を始める方や、Teams会議に不慣れな新入社員にとっては、「そもそも背景を変える機能があることを知らなかった」というケースも少なくありません。チームに新しいメンバーが加わったときは、背景設定の存在と簡単な使い方を、最初のオリエンテーションなどで一言伝えておくと親切です。ちょっとした配慮が、新しいメンバーの安心感につながります。
12. 会社としての背景ルールを決めておくのも一案
社外の方とのやり取りが多い部署では、会社として推奨する背景画像を用意しておくのも効果的です。企業ロゴの入ったシンプルな背景を全社で共有しておけば、誰が会議に出ても一定の印象を保てます。統一感を出したい部署や、ブランドイメージを大切にしたい会社は、検討してみる価値があるでしょう。
まとめ
- 背景設定は、会議参加前・会議中のメニューから数クリックで変更できる
- 「ぼかし」は手軽に周囲を見えにくくでき、「画像」は好きな背景に変更できる
- オリジナルの画像を追加して、会社独自の背景を使うこともできる
- パソコンの処理能力によっては動作が重くなることがある
- 完全に映り込みを防げるとは限らないため、映したくないものはカメラの外に置くのが確実
よくある質問(FAQ)
Q. 背景設定はスマートフォン版でも使えますか?
多くの場合、スマートフォン版でも同様の機能が利用できますが、選べる背景の種類などが異なる場合があります。
Q. 背景がうまく認識されず、体の一部が透けてしまいます。
照明が不十分だったり、背景と服の色が似ていたりすると、認識精度が下がることがあります。できるだけ明るい場所で、背景との区別がつきやすい服装で試してみてください。
Q. 会社支給のパソコンで、背景画像を追加できません。
会社のポリシーにより、機能が制限されている場合があります。情報システム部門に確認してみることをおすすめします。

