Excelで、条件によって表示を変えたい――そんな時に使うIF関数を整理します。
この記事でわかること
- IF関数の基本の書き方
- 複数条件の判定
- IFS関数との違い
結論から言うと、=IF(論理式,真の場合,偽の場合)が基本です。
1. 基本の書き方
=IF(論理式, 値が真の場合, 値が偽の場合)です。「論理式」は必須、「値が真の場合」は必須、「値が偽の場合」は省略できます。
例:=IF(C2="Yes",1,2)、=IF(C2>B2,"予算超過","予算内")。テキストを返す場合は、引用符で囲みます。
2. 複数条件の判定
AND・ORをネストします。
- すべて真で真:
=IF(AND(A2>0,B2<100),TRUE,FALSE) - いずれかが真で真:
=IF(OR(A4>0,B4<50),TRUE,FALSE)
IF関数を入れ子にすることもできますが、公式でも、複雑になり保守が難しくなると注意されています。
3. IFS関数
=IFS(論理式1,値1,[論理式2,値2],...)の形式で、最大127個の条件をテストできます。複数のネストしたIFの代わりに使えます。該当する条件が一つもない場合は、#N/Aエラーを返します。最後にTRUEを置くと、既定値として扱えます。
4. 関連する記事
条件に一致するセルを数える方法は、別記事「ExcelのCOUNTIF関数の使い方」をご覧ください。
まとめ
- IF関数は、条件で表示を変える
- 複数条件は、AND・ORかネストで判定
- 条件が多いなら、IFSも検討する
よくある質問(FAQ)
Q. テキストを返せますか?
はい。引用符で囲みます。
Q. 条件が5つ以上あります。
IFS関数か、入れ子のIFを使います。
Q. 該当がない場合は?
IFSは、#N/Aエラーになります。最後にTRUEを置くと、既定値にできます。

