OneDriveを、パソコン上で「Dドライブ」のようなネットワークドライブとして扱いたい――そんな時の設定手順と注意点を解説します。
この記事でわかること
- CID番号を確認する方法
- ネットワークドライブとして割り当てる手順
- この方法が推奨されない理由
- 通常の同期アプリとの違い
結論から言うと、CID番号(アカウント固有の識別番号)を使い、特定のURLをネットワークドライブとして割り当てることで、OneDriveをドライブ文字として扱えます。ただし、Microsoftはこの方法を公式には推奨していない点に注意しましょう。
1. CID番号を確認する
- コントロールパネルの「資格情報マネージャー」を開く
- 「OneDrive Cached Credential」といった項目を探す
- 表示されている番号(CID)をメモする
2. ネットワークドライブを割り当てる手順
- エクスプローラーを開く
- 左側の「PC」を選ぶ
- 上部メニューから「コンピューター」タブを選ぶ
- 「ネットワークドライブの割り当て」を選ぶ
- 「フォルダー」欄に「https://d.docs.live.net/CID番号」と入力する(CID番号は手順1で確認したもの)
- 「完了」を選ぶ
- サインイン情報(メールアドレスとパスワード)を入力する
3. なぜMicrosoftはこの方法を推奨していないのか
ネットワークドライブとしての割り当ては、通常のOneDrive同期アプリと比べて、同期の安定性やオフライン利用の面で制限があります。Microsoftは、通常の同期クライアント(タスクバーに常駐するOneDriveアプリ)の利用を、基本的な方法として案内しています。
4. 通常の同期アプリとの違い
- 通常の同期アプリ:ファイルが自動的にパソコンと同期され、オフラインでも一部の操作が可能
- ネットワークドライブとしての割り当て:接続時のみアクセス可能で、オフラインでの利用には制限がある
5. この方法が向いている場面
特定の業務システムで、ドライブ文字を指定したファイルパスが必要な場合など、限定的な用途で使われることがあります。一般的な個人利用では、通常の同期アプリで十分なケースがほとんどです。
6. 接続が切れやすい場合
ネットワークドライブとしての接続は、通常の同期に比べて不安定になりやすいことが知られています。頻繁に切断される場合は、通常の同期アプリへの切り替えを検討しましょう。
7. 元に戻したい場合
ネットワークドライブの割り当てを解除したい場合、エクスプローラーの「PC」画面から、該当のドライブを右クリックし、「切断」を選べば解除できます。
8. 組織アカウントでの利用
会社のOneDrive for Businessでも同様の方法が使える場合がありますが、組織のセキュリティポリシーによっては制限されていることがあります。情報システム部門に確認しましょう。
まとめ
- CID番号を使い、特定のURLをネットワークドライブとして割り当てられる
- Microsoft公式には推奨されておらず、安定性に制限がある
- 特定の業務用途を除き、通常の同期アプリの利用が基本
- 接続が不安定な場合は、通常の同期方式への切り替えを検討する
よくある質問(FAQ)
Q. CID番号はどこで確認できますか?
資格情報マネージャー、またはOneDriveの設定画面の一部で確認できる場合があります。
Q. この方法でファイルを編集した場合、通常の同期と同じように反映されますか?
基本的には反映されますが、接続状態によっては遅延が生じることがあります。
Q. 複数のアカウントをネットワークドライブとして割り当てることはできますか?
技術的には可能ですが、管理が複雑になるため、あまり一般的ではありません。

