複数の担当者に、同じ内容のリマインダーをまとめて送りたい――そう思って「/remind」コマンドを試したものの、思うようにいかなかった経験はありませんか。今回は、複数人へのリマインダー設定について解説します。
この記事でわかること
- 「/remind」コマンドの宛先指定の基本仕様
- 複数の個人へ同時に設定する際の制約
- 現実的な代替方法
- チャンネルリマインダーとの使い分け
結論から言うと、「/remind」コマンドは基本的に「自分」「1つのチャンネル」「1人の相手」のいずれかを宛先として指定する仕組みのため、1回のコマンドで複数の個人にまとめてリマインダーを送ることは想定されていません。
1. 「/remind」コマンドの基本の宛先指定
/remind me タスクの内容 at 時間
/remind @相手 タスクの内容 at 時間
/remind #チャンネル タスクの内容 at 時間
このように、宛先は「me(自分)」「@相手(1人)」「#チャンネル(1つ)」のいずれかを指定する形式になっています。
2. 複数の個人を同時に指定することはできない
「/remind @Aさん @Bさん タスクの内容」のように、複数の個人を一度に指定する書き方には対応していません。この形式で入力しても、意図した通りには動作しません。
3. 代替方法1:チャンネルリマインダーを使う
対象となるメンバーが共通のチャンネルに参加している場合、そのチャンネル宛てにリマインダーを設定することで、実質的に複数人へ同時に通知を届けられます。
/remind #プロジェクトA タスクの内容 at 時間
4. 代替方法2:チャンネルリマインダーに個別メンションを添える
特に念を押して伝えたい相手がいる場合は、リマインダーの本文に、その人へのメンションを含める方法もあります。
/remind #プロジェクトA @Aさん @Bさん 資料を確認してください at 18:00
5. 代替方法3:個別に複数回設定する
厳密に「個人宛て」のリマインダーとして届けたい場合は、手間はかかりますが、対象者の人数分、個別にコマンドを実行する必要があります。
/remind @Aさん タスクの内容 at 時間
/remind @Bさん タスクの内容 at 時間
6. 代替方法4:ワークフロービルダーを活用する
定型的に、複数の決まったメンバーへ同じ内容を通知したい場合は、ワークフロービルダーの「スケジュール実行」トリガーと、複数の送信先を設定したステップを組み合わせることで、より柔軟な自動化が可能です。
7. どの方法を選ぶべきか
- 共通のチャンネルがある場合:チャンネルリマインダー+メンションが手軽
- 個別に確実な通知が必要な場合:手間はかかるが個別設定
- 定型的に繰り返す業務の場合:ワークフロービルダーでの自動化を検討
8. 誤解を避けるために
「/remind」コマンドは、あくまで個人・チャンネル単位のシンプルな仕組みです。複雑な対象指定が必要な場面では、無理に「/remind」だけで完結させようとせず、Canvasやワークフロービルダーなど、他の機能との組み合わせを検討しましょう。
まとめ
- 「/remind」コマンドは、1回につき1つの宛先(自分・個人・チャンネル)のみ指定できる
- 複数人へまとめて届けたい場合は、チャンネルリマインダー+メンションが現実的
- 確実に個人宛てで届けたい場合は、人数分の個別設定が必要
- 定型的な複数人通知には、ワークフロービルダーの活用も検討する
よくある質問(FAQ)
Q. グループDM宛てにリマインダーを設定することはできますか?
グループDMも一種の会話として扱われるため、そのグループDM内で「/remind」を実行することで設定できる場合があります。
Q. 個別に設定したリマインダーを、まとめて管理する方法はありますか?
「/remind list」で、自分が設定したリマインダーの一覧を確認できます。
Q. 今後、複数人を直接指定できるようになる可能性はありますか?
現時点で公式なアナウンスはありませんが、今後のアップデートで変更される可能性はあります。

