パソコンの動作が怪しい、念のためウイルスチェックをしておきたい――そんなときに使えるのが、Windows11に標準搭載されている「Windows セキュリティ」です。今回は、その使い方を解説します。
この記事でわかること
- Windows セキュリティを開く方法
- クイックスキャンとフルスキャンの違い
- 特定のファイル・フォルダだけをスキャンする方法
- スキャン結果への対応
結論から言うと、追加のソフトをインストールしなくても、「Windows セキュリティ」アプリから「ウイルスと脅威の防止」を選び、「スキャン」を実行するだけで、パソコン全体のセキュリティチェックができます。
1. Windows セキュリティを開く手順
- スタートメニューの検索欄で「Windows セキュリティ」と入力する
- アプリを開く
- 「ウイルスと脅威の防止」を選ぶ
2. クイックスキャンを実行する
「クイック スキャン」ボタンを選ぶだけで、マルウェアが潜んでいやすい場所を中心に、短時間でチェックが行われます。日常的なチェックには、こちらで十分な場合が多いです。
3. フルスキャンを実行する
より徹底的にチェックしたい場合は、次の手順でフルスキャンを実行します。
- 「スキャンのオプション」を選ぶ
- 「フル スキャン」を選ぶ
- 「今すぐスキャン」を選ぶ
フルスキャンは、パソコン内のすべてのファイルとプログラムを確認するため、ストレージの容量によっては1時間以上かかる場合があります。時間に余裕があるときに実行しましょう。
4. 特定のファイル・フォルダだけをスキャンする方法
ダウンロードしたファイルなど、特定の対象だけを素早くチェックしたい場合は、次の方法が便利です。
- エクスプローラーで、対象のファイルまたはフォルダを右クリックする
- 「その他のオプションを確認」から「Microsoft Defenderでスキャンする」を選ぶ
5. カスタムスキャンを使う方法
「スキャンのオプション」の中には、「カスタム スキャン」も用意されており、特定のドライブやフォルダを指定して、集中的にチェックすることもできます。
6. スキャン結果への対応
脅威が検出された場合、Windows セキュリティが自動的に隔離・削除の処理を行うことがほとんどです。画面の案内に従って、対応を完了させましょう。
7. リアルタイム保護の確認
「ウイルスと脅威の防止」の設定内にある「リアルタイム保護」が有効になっているか、あわせて確認しておきましょう。これが有効であれば、日常的にファイルを開く際、自動的にチェックが行われます。
8. 定期的なスキャンを習慣にする
クイックスキャンは自動的に定期実行されることが多いですが、月に一度程度、手動でフルスキャンを行う習慣をつけておくと、より安心です。
まとめ
- 「Windows セキュリティ」の「ウイルスと脅威の防止」から、スキャンを実行できる
- 日常的なチェックには「クイック スキャン」、念入りなチェックには「フル スキャン」を使う
- 右クリックから、特定のファイル・フォルダだけを素早くスキャンすることもできる
- リアルタイム保護が有効になっているかも、あわせて確認する
よくある質問(FAQ)
Q. 別のセキュリティソフトを使っている場合、Windows セキュリティも並行して使えますか?
サードパーティ製のセキュリティソフトを使っている場合、Windows セキュリティの一部機能は自動的に無効化される場合があります。
Q. スキャン中に、パソコンを普段通り使っても問題ありませんか?
スキャン中も操作は可能ですが、動作がやや重くなる場合があります。
Q. スキャンで何も検出されなければ、安全と考えてよいですか?
一定の安心材料にはなりますが、完全な保証ではないため、日頃からの注意も引き続き心がけましょう。
