OneDriveとGoogleDrive、両方使いたいけれど、データの安全性や管理が心配――そんな方へ、併用時のポイントを解説します。
この記事でわかること
- 併用する際に起きやすい問題
- 併用のメリット
- 意図せず両方に同期されてしまうケース
- 快適に使い分けるための工夫
結論から言うと、OneDriveとGoogleDriveの併用自体は問題なくできますが、同じファイルが両方に同期されることによる「重複ファイル」「同期の競合」に注意が必要です。あらかじめ、どちらを「正式な保管場所」にするかを決めておくことをおすすめします。
1. 併用で起きやすい問題
同じフォルダーを両方のサービスと同期させていると、ファイルが二重に存在したり、片方での変更がもう片方に反映されず、内容が食い違ってしまうことがあります。
2. 意図せず両方に同期されてしまうケース
パソコンのフォルダー構成によっては、OneDriveのフォルダー内にあるファイルが、誤ってGoogleDriveのバックアップ対象にも含まれてしまうことがあります。それぞれの同期設定で、対象フォルダーが重複していないか確認しましょう。
3. 併用のメリット:バックアップの多重化
同じ重要なファイルを、あえて両方のサービスに保存しておくことで、片方のサービスに障害が起きても、もう片方からアクセスできるという安心感があります。地震や大規模障害など、万が一のリスク分散になります。
4. 「正式な保管場所」を決める
混乱を避けるために、普段の作業はどちらか一方をメインとして使い、もう一方はバックアップ専用と割り切るのがおすすめです。例えば、「作業用フォルダーはOneDrive、月次のバックアップはGoogleDriveに手動コピー」といった運用です。
5. 自動転送ツールを活用する
MultCloudなど、複数のクラウドストレージ間でファイルを自動転送・同期できるツールもあります。手動でのコピー作業を減らしたい場合に便利です。
6. 会社での使い分け
会社によっては、部署やプロジェクトごとに使用するクラウドサービスが異なることがあります。この場合、どのファイルをどちらに置くべきか、あらかじめルールを決めておくと、後の混乱を防げます。
7. アンインストール時の注意点
一方のサービスをやめる場合、アンインストールによって、意図せずパソコン内のファイルまで削除されてしまうケースが報告されています。作業前に、必ずファイルの所在(クラウドのみか、パソコン内にも実体があるか)を確認しましょう。
8. どちらが自分に合っているか
Microsoft Teamsやビジネス文書中心ならOneDrive、Googleサービスとの連携を重視するならGoogleDriveが向いているとされています。用途に応じて、メインで使う方を決めるとよいでしょう。
まとめ
- 併用は可能だが、重複ファイルや同期競合に注意が必要
- 「正式な保管場所」を決めておくと混乱を防げる
- バックアップの多重化という観点では、併用にメリットもある
- 一方をやめる際は、アンインストールでファイルが消えないか確認する
よくある質問(FAQ)
Q. 両方に同じファイルを保存すると、容量を二重に消費しますか?
はい、それぞれのサービスで個別に容量を消費します。
Q. 自動で同期する設定はおすすめですか?
手動での管理に慣れていない場合、まずは手動コピーから始め、慣れてきたら自動ツールの導入を検討するのがおすすめです。
Q. 会社のパソコンで両方使う場合、注意点はありますか?
会社の情報セキュリティポリシーに従い、業務データの保存先が許可されているか確認しましょう。

