フォルダー内のファイル数が多いと、一部が表示されない、または読み込みに時間がかかる――そんな経験はありませんか。今回は、その仕組みと対処法を解説します。
この記事でわかること
- OneDrive(Businessを含む)の表示件数の目安
- 共有時のアイテム数の上限
- スクロールで表示が追加される仕組み
- 大量ファイル環境での対策
結論から言うと、OneDrive for Businessでは、1つのビューでの表示件数がおよそ5,000アイテム(ファイルとフォルダーの合計)を超えると、正しく表示されないことがあります。また、フォルダー共有時のアイテム数にも上限があります。
1. 表示件数の目安(5,000アイテム)
OneDrive for Businessのリスト表示は、1つのフォルダーあたり約5,000アイテムを超えると、正常に表示されない場合があります。個人用OneDriveでも、大量のファイルを扱う際は同様の傾向が見られることがあります。
2. 共有時のアイテム数の上限(50,000)
フォルダーを共有する場合、そのフォルダーとサブフォルダーに含まれるアイテムの合計数が50,000を超えると、正常に共有できないことがあります。大規模なフォルダー構成の場合は注意しましょう。
3. スクロールで少しずつ表示される仕組み
大量のファイルがあるフォルダーを開いた直後は、すべてのアイテムが一度に表示されるわけではありません。画面をスクロールしていくことで、追加のアイテムが読み込まれ、表示される仕組みになっています。「表示されない」と感じても、実際にはまだ読み込み中の場合があります。
4. フォルダー構造を見直す
大量のファイルを1つのフォルダーにまとめて保存していると、表示や管理がしづらくなります。年月やプロジェクトごとにサブフォルダーへ分けることで、1フォルダーあたりのアイテム数を減らし、快適に扱えるようになります。
5. 検索機能を活用する
目的のファイルを探す場合、フォルダーを開いて探すよりも、検索機能を使う方が効率的なことがあります。別記事「検索できない時の原因と対処法」もあわせてご確認ください。
6. ファイル・フォルダー数を定期的に整理する
不要になったファイルは、定期的に削除・アーカイブしておくことで、表示上の問題やパフォーマンスの低下を防げます。
7. 共有時は事前に件数を確認する
大規模なフォルダーを共有する予定がある場合、事前にどれくらいのアイテム数があるか確認し、必要であれば分割して共有することも検討しましょう。
8. それでも改善しない場合
フォルダー構造を見直しても改善しない場合、ブラウザ版とデスクトップアプリで表示に違いがないか比較してみるのもひとつの方法です。
まとめ
- OneDrive for Businessは、約5,000アイテムを超えると表示に制限が出ることがある
- 共有時のアイテム数上限は約50,000
- 表示が追加される場合があるため、スクロールしてから判断する
- 大量ファイルは、サブフォルダーで整理することが根本的な対策
よくある質問(FAQ)
Q. 個人用OneDriveにも同じ上限がありますか?
明確な公式数値は個人用では異なりますが、大量のファイルがあると同様の表示の遅延が起きることがあります。
Q. 上限を超えると、ファイルが削除されることはありますか?
いいえ、表示や共有の制限であり、ファイル自体が削除されることはありません。
Q. 上限を回避する公式な設定はありますか?
明確な回避設定はなく、フォルダー構造の見直しが基本的な対策になります。

