パソコンの調子が悪く、Windowsを再インストールしたい――そんなときに必要になるのが、インストール用のUSBメモリです。今回は、その作成手順を解説します。
この記事でわかること
- 必要なものの準備
- Media Creation Toolを使った作成手順
- 作成したUSBからインストールする方法
- うまく起動しない場合の確認点
結論から言うと、Microsoft公式の「Media Creation Tool」を使えば、8GB以上のUSBメモリを用意するだけで、特別な知識がなくても、インストール用USBを作成できます。
1. 必要なものを準備する
- 8GB以上の空き容量があるUSBメモリ(中のデータはすべて消去されます)
- インターネットに接続されたパソコン
- 安定した通信環境(データのダウンロードに時間がかかります)
2. Media Creation Toolをダウンロードする
- Microsoft公式サイトの「Windows 11のダウンロード」ページを開く
- 「Windows 11 のインストール メディアを作成する」の「今すぐダウンロード」を選ぶ
3. ツールを実行する
- ダウンロードした「MediaCreationTool.exe」を右クリックし、「管理者として実行」を選ぶ
- ライセンス条項に同意する
- 「言語とエディションの選択」画面で、「推奨されるオプションをこのPCに使う」のチェックを確認する(別のパソコン用に作成する場合はチェックを外し、個別に選択する)
4. USBフラッシュドライブを選択する
- 使用するメディアの種類で「USBフラッシュドライブ」を選ぶ
- 接続したUSBメモリを一覧から選ぶ
- 「次へ」を選び、作成を開始する
ダウンロードとファイルの書き込みには、通信速度に応じて数十分程度かかる場合があります。
5. 作成したUSBからインストールする方法
- インストールしたいパソコンに、作成したUSBメモリを接続する
- パソコンを再起動し、USBから起動するように設定する(起動時に特定のキーを押して、起動デバイスを選択する)
- 画面の案内に従って、インストールを進める
6. USBから起動しない場合の確認点
- パソコンの起動設定(BIOS/UEFI)で、USBからの起動が優先されているか確認する
- USBメモリが正しく認識されているか、別のUSBポートで試してみる
- セキュアブートの設定が影響している場合があるため、必要に応じて一時的に無効にする
7. 既存のデータへの影響について
USBから起動してインストールを行う際、「アップグレード」を選べば既存のファイルや設定を維持できますが、「カスタム」でクリーンインストールを選ぶと、対象のドライブ上のデータが削除されます。作業前に、重要なデータのバックアップを必ず取っておきましょう。
8. 複数台のパソコンに使い回す場合
作成したUSBメモリは、同じエディションのWindows 11であれば、複数のパソコンのインストールに繰り返し使用できます。
まとめ
- Media Creation Toolを使うことで、簡単にインストール用USBを作成できる
- 8GB以上の空き容量があるUSBメモリを事前に用意する
- 作成後は、パソコンをUSBから起動する設定に変更してインストールを進める
- クリーンインストールを行う場合は、事前のバックアップを忘れずに
よくある質問(FAQ)
Q. USBメモリの代わりにDVDでも作成できますか?
Media Creation Toolでは、ISOファイルとして保存し、別途DVDに書き込む方法にも対応しています。
Q. 作成にどのくらいの時間がかかりますか?
通信速度によりますが、通常30分から1時間程度を見込んでおくとよいでしょう。
Q. Windows 11に対応していない古いパソコンでも使えますか?
システム要件を満たしていない場合、正常にインストールできない、または警告が表示される場合があります。

