GitHub Copilot CLIの使い方

黒い背景のターミナル画面をクローズアップした写真風イラスト、コマンド入力に対するAIの応答が表示されている AI時代の情報整理術

黒い背景のターミナル画面をクローズアップした写真風イラスト、コマンド入力に対するAIの応答が表示されている

※イメージ画像です(AIにより生成)

結論から言うと、GitHub Copilot CLIとは、ターミナル(コマンドライン)上で直接使えるGitHub Copilotの公式AIコーディングアシスタントです。エディタを開かなくても、コマンド操作の延長として、コードの生成やファイルの修正、実行結果の確認までを一貫して行えるのが特徴です。

この記事でわかること

  • GitHub Copilot CLIの基本的な仕組み
  • インストール方法
  • 基本的な使い方
  • 料金について

1. GitHub Copilot CLIの基本的な仕組み

これまでのGitHub Copilotは、VSCodeなどのエディタの中で使うことが前提でした。GitHub Copilot CLIは、ターミナル上で動作するコーディングエージェントで、ファイルの読み取りや修正の提案、実際の書き込みまでを、コマンド操作のように行えます。コードの計画・実装・レビュー・テストの実行までを一貫してこなせる点が特徴で、エディタを行き来せずに作業を進めたい方に向いています。

2. インストール方法

GitHub Copilot CLIは、macOS・Linux・Windowsに対応しています。

  • シェルスクリプトでのインストール: 公式サイトで案内されているコマンドを、ターミナルにコピー&ペーストして実行する方法が最も手軽です
  • Homebrew経由(macOS): Homebrewを利用している場合、パッケージマネージャー経由でインストールすることもできます
  • WinGet経由(Windows): Windowsでは、WinGetを使ってインストールする方法も用意されています

インストール後、GitHubアカウントでの認証を行うことで、すぐに利用を開始できます。認証手順は画面の案内に沿って進めれば、迷うことは少ないでしょう。

3. 基本的な使い方

  1. ターミナルを開き、Copilot CLIを起動するコマンドを入力する
  2. 実行したい内容を自然な文章で伝える(例:「このディレクトリのテストを実行して、失敗したものを修正して」)
  3. Copilot CLIが必要な手順を計画し、ファイルの読み取りや修正、コマンドの実行を順番に行う
  4. 提案された変更内容をよく確認し、問題なければそのまま反映する

エディタ上のエージェントモードと似た感覚で、ターミナルから直接、複数ステップの作業をまとめて任せられるのが特徴です。

4. 料金について

GitHub Copilot CLIを使うために、追加のライセンス費用は基本的に必要ないとされています。すでに契約しているGitHub Copilotの個人向け・法人向けプランがあれば、そのまま追加料金なしで利用できます。詳しくは別記事「GitHub Copilotの料金・プラン比較(Free/Pro/Business/Enterprise/学生)」も参考にしてください。

5. どんな人にCLI版が向いているか

  • サーバー作業が多い方: エディタを開かず、SSH接続したサーバー上で直接作業することが多い方には、CLI版が自然に馴染みます
  • 複数のプロジェクトを横断して作業する方: エディタを切り替えることなく、ターミナルから素早く複数のプロジェクトにアクセスできる点がメリットになります
  • 自動化スクリプトと組み合わせたい方: 定型的な作業をスクリプト化している場合、その一部にCLIでのAI支援を組み込むといった応用的な使い方もできます
  • キーボード操作を中心に作業を進めたい方: マウス操作を減らし、キーボードだけで完結する作業フローを好む方にも向いています。作業のリズムを崩さずに進められる点が支持されています

6. エディタ版との使い分けの考え方

GitHub Copilot CLIとエディタ版(VSCodeなど)は、どちらか一方だけを使う必要はなく、状況に応じて使い分けることができます。

  • コードを書きながら細かい提案を受けたいとき: エディタ版のコード補完やチャット機能が適しています
  • 複数のファイルにまたがる作業や、サーバー上での操作をまとめて行いたいとき: CLI版のほうがスムーズに進められる場合があります
  • ちょっとした確認や質問をしたいとき: エディタを開くほどではない、ターミナルでの軽い操作にはCLI版が便利です。作業の合間にさっと確認できる手軽さも魅力です

普段の作業スタイルにあわせて、両方を柔軟に使い分けることで、より効率的な開発環境を整えられます。無理にどちらか一方に統一する必要はなく、シーンごとに使い分ける柔軟さが、結果的に生産性を高めてくれるでしょう。

まとめ

  • GitHub Copilot CLIは、ターミナル上で使えるコーディングアシスタント
  • macOS・Linux・Windowsに対応し、シェルスクリプトやパッケージマネージャーからインストールできる
  • 自然な文章で指示を出すだけで、ファイルの修正やテストの実行までを任せられる
  • 既存のGitHub Copilotプランがあれば、追加料金なしで利用できる

よくある質問(FAQ)

Q. エディタ版のCopilotと、CLI版はどちらを使えばいいですか?

普段からエディタで作業することが多い方はエディタ版、ターミナル中心で作業を進めたい方や、複数のプロジェクトを横断して操作したい方はCLI版が向いています。両方を併用することも可能です。

Q. GitHub Copilot CLIとClaude Codeなど他のCLIツールとの違いは何ですか?

いずれもターミナルからAIによるコーディング支援を受けられる点は共通していますが、対応するAIモデルや料金体系、機能の細部が異なります。導入を検討する際は、それぞれの特徴を比較してみることをおすすめします。

Q. Copilot CLIはどのシェルで使えますか?

macOS・Linuxの主要なシェル環境やWindowsのターミナルに対応しています。詳細な対応状況は公式ドキュメントで確認してください。

Q. インストールがうまくいかない場合はどうすればいいですか?

OSのバージョンや、パッケージマネージャーの設定を確認してください。公式サイトのトラブルシューティングガイドも参考になります。

Q. Copilot CLIで行った変更を取り消すことはできますか?

バージョン管理システム(Gitなど)を併用していれば、変更前の状態に戻すことができます。実行前にコミットしておく習慣をつけておくと安心です。

Q. プログラミング未経験でもCopilot CLIを使えますか?

ターミナル操作自体に慣れが必要なため、まったくの未経験の方にはやや難易度が高く感じられるかもしれません。まずはエディタ版のGitHub Copilotから慣れていくことをおすすめします。

Q. Copilot CLIはオフラインでも使えますか?

AIモデルとの通信が必要なため、インターネット接続が必須です。オフライン環境では利用できません。

Q. Copilot CLIの実行結果は日本語で表示されますか?

日本語での指示・応答に対応しています。ただし、コマンドやコードそのものは通常通り英数字で表示されます。

Q. サーバーにインストールして使うことはできますか?

対応OSであれば、サーバー環境にもインストールして利用できる場合があります。ただし、業務利用の際は、会社のセキュリティポリシーに沿って導入の可否を確認することをおすすめします。

Q. 複数人で同じサーバー環境からCopilot CLIを使う場合、注意点はありますか?

利用するGitHubアカウントの権限や、契約プランの利用人数の範囲を事前に確認しておくとよいでしょう。共有環境での利用ルールをチーム内で決めておくことも、トラブルを防ぐポイントです。

7. 導入前に確認しておきたいこと

GitHub Copilot CLIを導入する前に、次の点を確認しておくと、スムーズに使い始められます。

  • 利用しているOSのバージョンが対応しているか: 公式ドキュメントで最新の対応状況を確認しましょう
  • 既存のGitHub Copilotプランで利用可能か: 契約しているプランによって、利用できる範囲が異なる場合があります
  • 業務利用の場合、社内のセキュリティポリシーに問題がないか: ターミナルから直接ファイルを操作するツールのため、事前に確認しておくと安心です。不明な点は情報システム部門に相談しておきましょう
  • バージョン管理の運用ルールが整っているか: 変更を安全に取り消せる体制を整えておくことが、安心して使うための土台になります。特にチームで使う場合は、コミットのタイミングについても共通認識を持っておくとよいでしょう

これらを事前に押さえておくことで、導入後のトラブルを減らし、スムーズにGitHub Copilot CLIを活用できるようになるでしょう。

8. 実際に使い始めてからの慣れ方

CLI版は、エディタ版に比べて画面上の情報量が少なく、最初は「今どんな作業が行われているのか」が把握しにくいと感じる方もいます。慣れないうちは、次のような進め方がおすすめです。

  1. まずは読み取り専用に近い、簡単な質問(「このファイルの内容を説明して」など)から試す
  2. 慣れてきたら、影響範囲の小さい修正を1つずつ試してみる
  3. 実行結果や変更内容を毎回丁寧に確認する習慣をつける
  4. 徐々に複数ステップにまたがる依頼へとステップアップしていく

エディタ版のエージェントモードと同様に、いきなり大きな作業を任せるのではなく、少しずつ慣れながら活用範囲を広げていくことで、安心して使い続けられるようになります。ターミナル操作に不安がある方も、簡単なコマンドから少しずつ試していけば、次第に自然に使いこなせるようになるでしょう。焦らず自分のペースで進めることが、結果的に一番の近道です。特に普段からGUIの操作に慣れている方は、最初のうちはコマンド操作に戸惑うこともありますが、繰り返し使ううちに徐々に感覚がつかめてきます。

※本記事の内容は執筆時点の一般的な情報です。最新のインストール手順・料金体系は公式ドキュメントでご確認ください。

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