パソコンの動作が重いと感じたとき、まず確認したいのがメモリー(RAM)の搭載量です。今回は、その確認方法を解説します。
この記事でわかること
- 「設定」から確認する方法
- タスクマネージャーから確認する方法
- システム情報から詳細を確認する方法
- 確認した数値の見方
結論から言うと、「設定」の「システム」から「バージョン情報」を開けば、「デバイスの仕様」の中に「実装 RAM」という項目があり、そこで搭載されているメモリーの容量をすぐに確認できます。
1. 「設定」から確認する方法
- 「設定」を開く(Windowsキー+I)
- 「システム」を選ぶ
- 「バージョン情報」を選ぶ
- 「デバイスの仕様」の中の「実装 RAM」を確認する
2. タスクマネージャーから確認する方法
現在の使用状況とあわせて確認したい場合は、タスクマネージャーが便利です。
- スタートボタンを右クリックし、「タスクマネージャー」を選ぶ
- 「パフォーマンス」タブを選ぶ
- 左側の「メモリ」を選ぶ
- 画面右上に、総容量が表示される
この画面では、現在どれくらいのメモリーが使用中かも、あわせて確認できます。
3. システム情報アプリで詳細を確認する方法
より詳しい情報(メモリーの速度や規格など)を確認したい場合は、次の方法を使いましょう。
- スタートメニューで「msinfo32」と検索し、「システム情報」を開く
- 「物理メモリの合計」などの項目を確認する
4. コマンドプロンプトで確認する方法
コマンド操作に慣れている方は、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力することでも確認できます。
systeminfo
表示された結果の中から、「物理メモリの合計」の項目を探しましょう。
5. 確認した数値の見方
- 4GB以下:基本的な作業も重く感じる可能性がある
- 8GB程度:一般的な用途(ブラウジング、文書作成など)には十分
- 16GB以上:複数のアプリを同時に使う、動画編集などの重い作業にも対応しやすい
6. メモリー不足が疑われる場合の対処法
タスクマネージャーで確認した際、メモリーの使用率が常に高い(80〜90%以上)場合は、メモリー不足が動作の重さの原因になっている可能性があります。不要なアプリを終了する、または増設を検討しましょう。
7. メモリーの増設について
デスクトップパソコンの多くは、メモリーモジュールを追加・交換することで、容量を増やせます。ノートパソコンの場合は、機種によって増設できない、または対応が難しい場合があるため、事前にメーカーの仕様を確認しましょう。
8. 増設が難しい場合の対処法
メモリーの増設が難しい環境では、使用するアプリの数を絞る、不要な常駐ソフトを整理するといった工夫で、限られたメモリーを有効に使うことができます。
まとめ
- 「設定」の「バージョン情報」から、搭載メモリー量をすぐに確認できる
- タスクマネージャーでは、現在の使用状況もあわせて確認できる
- 一般的な用途には8GB程度、快適に使うには16GB以上が目安
- 増設が難しい場合は、使用状況の見直しで対応する
よくある質問(FAQ)
Q. メモリーとストレージ(保存容量)の違いは何ですか?
メモリーは作業中の一時的なデータを扱う領域、ストレージはファイルを長期的に保存する領域で、それぞれ役割が異なります。
Q. メモリーを増設すると、自動的に認識されますか?
多くの場合、正しく取り付ければ自動的に認識されますが、機種によっては設定の確認が必要な場合があります。
Q. メモリーの規格が分からない場合、どうすればよいですか?
システム情報アプリで確認できる場合がありますが、正確な規格はパソコンメーカーの仕様書を確認することをおすすめします。

