複数人でのダイレクトメッセージ(グループDM)を始めたものの、あとから特定の1人だけを外したい――そんな場面で困ったことはありませんか。今回は、この仕組みと、実務での対処法を解説します。
この記事でわかること
- グループDMから直接メンバーを削除できないという仕様
- 代わりに使える2つの方法
- チャンネルとグループDMの違い
- 今後の運用で気をつけたいポイント
結論から言うと、Slackの仕様上、一度作成したグループDMから特定のメンバーだけを削除することはできません。代わりに、「新しいグループDMを作り直す」か、「プライベートチャンネルに変換する」という2つの方法で対応します。
1. なぜ直接削除できないのか
グループDMは、あくまで一時的・気軽なやり取りを想定した仕組みとして設計されており、チャンネルのような詳細なメンバー管理機能は備わっていません。そのため、メンバーの入れ替えを前提とした削除機能自体が用意されていないのです。
2. 対処法1:新しいグループDMを作り直す
最もシンプルな方法は、残したいメンバーだけを指定して、新しくグループDMを開始することです。
- 「新規作成」から「メッセージ」を選ぶ
- 残したいメンバーだけを宛先に指定する
- 新しい会話を開始する
この場合、外れることになったメンバーは、これまでの会話履歴自体は閲覧できますが、それ以降の新しいやり取りには参加できません。
3. 対処法2:プライベートチャンネルに変換する
継続的なやり取りが必要で、今後もメンバーの入れ替えが発生しそうな場合は、グループDMをプライベートチャンネルに変換する方法もあります。ワークスペースの設定によっては、この変換操作自体が管理者の許可を必要とする場合があります。
- グループDMの詳細情報を開く
- 「チャンネルに変換」などの項目を選ぶ(ワークスペースの設定により表示されない場合があります)
- チャンネルに変換後、通常のチャンネルと同様にメンバーの追加・削除が行えるようになる
4. チャンネルとグループDMの違いを理解する
- グループDM:気軽な少人数のやり取り向け。メンバーの個別管理はできない
- チャンネル:メンバーの追加・削除、権限管理など、より柔軟な運用が可能
今後もメンバーの入れ替えが想定される場合は、最初からグループDMではなく、プライベートチャンネルとして始めておく方が、後々の管理がしやすくなります。
5. 会話履歴の扱いに注意する
新しいグループDMを作り直す方法を取る場合、古いグループDMの履歴と、新しいグループDMの履歴は分かれてしまいます。重要な過去のやり取りがある場合は、事前に該当のメッセージを控えておくとよいでしょう。
6. 外れることになる相手への配慮
グループDMから実質的に外れることになる相手には、状況に応じて一言伝えておくと、不要な誤解を避けられます。仕組み上、明確な「退出」や「削除」の通知が届くわけではないためです。
7. 今後同じ状況を避けるための工夫
プロジェクト単位でのやり取りが多い場合は、最初からグループDMではなく、プロジェクト専用のプライベートチャンネルを作成しておくことをおすすめします。メンバーの入れ替えにも柔軟に対応できます。
8. 管理者に相談すべきケース
チャンネルへの変換権限がない、または操作方法が分からない場合は、ワークスペースの管理者に相談し、必要な権限設定やサポートを受けましょう。
まとめ
- グループDMから特定のメンバーだけを直接削除することはできない
- 代わりに、新しいグループDMを作り直すか、プライベートチャンネルへの変換で対応する
- 継続的なやり取りには、最初からチャンネルを使う方が管理しやすい
- 外れることになる相手には、状況に応じて一言伝えておくとよい
よくある質問(FAQ)
Q. グループDMに新しいメンバーを追加することはできますか?
はい、メンバーの追加は可能です。削除だけが制限されています。
Q. チャンネルに変換すると、それまでの会話履歴は引き継がれますか?
変換の仕様によりますが、多くの場合、それまでの履歴は保持されます。
Q. 1対1のダイレクトメッセージでも同様の制限がありますか?
1対1のDMには、そもそも複数人を管理する概念自体がないため、この制限は当てはまりません。

