Teamsで「@」を使ったメンション機能、なんとなく使っているけれど、「チーム全員」と「チャネル全員」の違いがよく分からない、という方もいるのではないでしょうか。今回は、Teamsのメンション機能について、パソコン初心者の方にも分かるように整理していきます。知っているようで意外と知らない使い分けを、この機会に整理しておきましょう。
この記事でわかること
- メンション機能の基本的な使い方
- 個人・チーム・チャネルへのメンションの違い
- メンションされたときの通知の見え方
- メンションを使ううえでのマナー
結論から言うと、メンションには大きく分けて「個人メンション」「チームメンション」「チャネルメンション」「グループチャットメンション」の4種類があります。用途に応じて使い分けることで、必要な人にだけ確実に通知を届けられます。
1. メンションとは何か
メンションとは、メッセージの中で「@」に続けて名前を入力することで、特定の相手やグループに通知を送る機能です。大量のメッセージが流れる中でも、メンションされたメッセージは相手に気づいてもらいやすくなります。
2. 個人へのメンション
最も基本的な使い方は、特定の1人へのメンションです。
- メッセージ入力欄で「@」を入力する
- 続けて相手の名前の一部を入力する
- 候補一覧から相手を選択する
これで、その人にだけ通知が届きます。「このタスク、確認をお願いします」のように、特定の1人に対応してほしいときに使います。
3. チーム全員へのメンション
チームのメンバー全員に知らせたいときは、次のように入力します。
- 「@」+ チーム名
- または「@team」
これにより、そのチームに所属するメンバー全員に通知が届きます。全体への重要なお知らせなど、チーム単位で共有したい内容に向いています。
4. チャネル全員へのメンション
チャネル内のメンバー全員に知らせたいときは、次のように入力します。
- 「@」+ チャネル名
- または「@channel」
チームメンションとの違いは、通知が届く範囲が「そのチャネルに参加しているメンバー」に絞られる点です。特定の話題やプロジェクトに関係するメンバーだけに知らせたい場合は、チームメンションよりもチャネルメンションの方が適しています。
5. グループチャットでの「@皆様」メンション
グループチャットでは、「@皆様」と入力することで、そのグループチャットの参加者全員にメンションを送ることができます。チームやチャネルとは違う、1対多のグループチャット特有のメンション方法として覚えておくと便利です。
6. メンションされると相手にはどう表示される?
メンションされた相手には、次のような形で通知が届きます。
- パソコンの場合:画面右下にバナー通知が表示される
- スマートフォンの場合:画面上部にバナー通知が表示される
また、メンションされたメッセージは、自分の名前の部分がハイライト表示されるため、後から会話を読み返したときにも見つけやすくなっています。
7. メンションを使ううえでのマナー
便利な機能ですが、使いすぎには注意が必要です。
「@team」や「@channel」を頻繁に使うと、緊急性の低い連絡でも全員に通知が飛んでしまい、「またか」と思われて重要な連絡が埋もれてしまう可能性があります。本当に全員に知ってほしい内容かどうかを一度考えてから使うことをおすすめします。
逆に、個人宛てのメンションを使うべき場面で誰にもメンションせずに投稿してしまうと、「自分宛てだと気づかれない」ということも起こりがちです。「誰に読んでほしいメッセージなのか」を意識して使い分けることが、メンションを上手に活用するコツです。
8.5 新しく入ったメンバーへの配慮
新入社員や中途入社のメンバーがチームに加わったばかりのころは、Teamsのメンション文化に慣れていないことも多いものです。「@team」で通知が来るたびに身構えてしまったり、逆にメンションされていることに気づかず対応が遅れてしまったりすることがあります。チームに新しいメンバーが加わったときは、「うちのチームでは、こういう場面で@channelを使うことが多いよ」と一言伝えてあげるだけで、早く職場のコミュニケーションに慣れてもらいやすくなります。
8. メンション通知がうまく届かないときは
「メンションしたのに気づいてもらえない」という場合は、次の点を確認してみてください。
- 入力した名前が正しく候補一覧から選択されているか(文字を入力しただけで選択し忘れていないか)
- 相手側の通知設定でメンション通知がオフになっていないか
- チームやチャネルのメンバーに、意図した相手が実際に含まれているか
特に1つ目は見落としがちで、候補一覧から選ばずにそのまま文字を打ち続けると、単なる「@」付きの文字列として扱われ、通知が届かないことがあります。
9. 複数人を同時にメンションしたいときは
「AさんとBさんの2人だけに確認してほしい」という場面もよくあります。この場合は、1つのメッセージの中で「@」を複数回使い、それぞれの名前を個別に入力すれば、複数人へ同時にメンションを送ることができます。「@team」のような全体通知を使わずに済むため、対象を絞って確実に伝えたいときに便利な使い方です。
10. メンションを使いこなすための考え方
メンション機能をうまく使いこなしている人に共通しているのは、「このメッセージは、最終的に誰が読んで、何をすればいいのか」を意識して送っている点です。単に情報を投稿するだけでなく、「対応してほしい人」に明確にメンションをつけることで、相手も「自分ごと」として受け取りやすくなります。逆に、誰にとっても関係のありそうな連絡だからといって安易に「@channel」を使うと、本当に重要な連絡と埋もれてしまい、かえって見落とされる原因にもなります。メンションは「範囲を絞る道具」として捉えると、使い方の判断がしやすくなるはずです。
11. リーダー・管理職の立場からの使い方
チームリーダーや管理職の立場にある方は、メンションの使い方がチーム全体の雰囲気に影響することも意識しておくとよいでしょう。何かあるたびに「@channel」で全員に通知を飛ばしていると、メンバーは常に緊張感を持ってTeamsを見張ることになり、かえって集中力が削がれてしまいます。逆に、重要な意思決定や方針変更など、本当に全員が知っておくべき場面ではしっかりメンションを使い、それ以外は個人やチームの一部だけに絞る、というメリハリをつけることで、チーム全体のコミュニケーションの質を高められます。
まとめ
- メンションには「個人」「チーム全員」「チャネル全員」「グループチャット全員」の4種類がある
- チーム全員は「@team」、チャネル全員は「@channel」で送れる
- 通知はパソコンなら右下、スマホなら画面上部に表示される
- 「@team」「@channel」は多用しすぎず、本当に必要な場面で使う
- メンションする際は、候補一覧から相手を選択することを忘れない
よくある質問(FAQ)
Q. メンションを間違えて送ってしまった場合、取り消せますか?
メッセージ自体を削除・編集することは可能ですが、既に届いた通知そのものを取り消すことはできません。送信前に宛先をよく確認する習慣をつけることをおすすめします。
Q. 自分が「@channel」でメンションされないようにする設定はありますか?
通知設定から、メンションの種類ごとに通知のオン・オフを調整できる場合があります。詳しい設定方法は、Teamsの設定メニュー内の通知項目を確認してみてください。
Q. メンションは会議中のチャットでも使えますか?
はい。会議中のチャットでも、通常のチャット同様にメンションを使うことができます。会議で発言しにくい内容を、チャットでメンション付きで伝える、という使い方も便利です。
Q. メンションの通知音を個別に変更することはできますか?
通知音そのものの細かいカスタマイズは、端末やアプリのバージョンによって対応状況が異なります。まずは通知設定の項目を一通り確認し、自分に合った設定を探してみることをおすすめします。
今回紹介した使い分けを意識するだけで、Teams上でのやり取りがぐっとスムーズになるはずです。ぜひ日々の業務で試してみてください。

