Excelのシートを守りたい――そんな時の、保護の種類を整理します。
この記事でわかること
- シートの保護
- セルのロック
- ブックの保護との違い
結論から言うと、セルの内容を守るならシートの保護、シートの構成を守るならブックの保護です。
1. シートの保護
「校閲」タブ→「シートの保護」です。パスワードは任意です(未設定なら、誰でも解除できます)。既定では、全セルがロック状態で、保護後は編集できなくなります。
2. 特定セルだけ編集可能にする
保護する前に、そのセルを選び、「セルの書式設定」→「保護」タブで、「ロック」のチェックを外しておきます。ロックの設定自体は、シートやブックの保護を有効にするまで、効果を発揮しません。
3. ブックの保護との違い
「校閲」タブ→「ブックの保護」です。こちらは、セルの内容ではなく、シートの挿入・削除・名前の変更・移動・コピー・表示/非表示といった、ブックの構造を保護する機能です。セルのロックとは、別の軸になります。
4. パスワードを忘れた場合
公式ページには、「パスワードを忘れると、保護された要素にアクセスできなくなる」「覚えておけるパスワードを選ぶように」と明記されています。Microsoft側の回復手段は、用意されていません。
5. 関連する記事
プルダウンの解除は、別記事「Excelのプルダウン設定の解除方法」をご覧ください。
まとめ
- 内容を守るなら、シートの保護
- 構造を守るなら、ブックの保護
- パスワードは、忘れないように選ぶ
よくある質問(FAQ)
Q. 一部のセルだけ、入力を許可したい。
保護する前に、そのセルの「ロック」を外しておきます。
Q. パスワードを忘れました。
回復手段は、用意されていません。
Q. シート名を変えられないようにしたい。
ブックの保護を使います。

