パソコンの調子が悪いとき、トラブルシューティングの第一歩として役立つのが「セーフモード」です。今回は、その起動方法を解説します。
この記事でわかること
- 通常起動できる場合の手順
- 起動できない場合の手順
- 3種類のセーフモードの違い
- セーフモードを活用する場面
結論から言うと、通常通りパソコンが起動できる場合は、「Shiftキーを押しながら再起動」を選ぶことで、トラブルシューティング画面からセーフモードに入ることができます。
1. 通常起動できる場合の手順
- スタートメニューを開く
- 電源アイコンを選ぶ
- 「Shift」キーを押しながら「再起動」を選ぶ
- 「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」を選ぶ
- 「詳細オプション」を選ぶ
- 「スタートアップ設定」を選ぶ
- 「再起動」を選ぶ
- 表示される一覧から、「4」または「F4」キーでセーフモードを選ぶ
2. 「システム構成」ツールを使う方法
- 「Win+R」を押し、「msconfig」と入力する
- 「ブート」タブを開く
- 「セーフブート」にチェックを入れる
- 「適用」「OK」を選び、再起動を確定する
この方法を使った場合、セーフモードを終了したい際は、同じ画面でチェックを外す必要がある点に注意しましょう。
3. パソコンが起動できない場合の手順
通常起動ができない状態であれば、電源を入れて画面が表示され始めたタイミングで、強制的に電源を切る(長押しして電源オフ)操作を2〜3回繰り返すことで、「自動修復」の画面が表示され、そこからトラブルシューティングを経由してセーフモードに入れる場合があります。
4. サインイン画面からの起動方法
サインイン画面が表示されている状態であれば、「Shift」キーを押しながら、画面右下の電源アイコンから「再起動」を選ぶことでも、同様の手順に入れます。
5. 3種類のセーフモードの違い
- セーフモード:必要最小限のドライバーとサービスのみで起動する
- セーフモードとネットワーク:上記に加えて、ネットワーク機能も利用できる
- セーフモードとコマンドプロンプト:デスクトップの代わりに、コマンドプロンプトが起動する
6. セーフモードを活用する場面
- 最近インストールしたアプリやドライバーが原因で不具合が起きていないか確認する
- ウイルス・マルウェアの駆除作業を行う
- 通常起動では動作が重すぎて、設定変更ができない場合の対応
7. セーフモードでできること・できないこと
セーフモードでは、多くのアプリや周辺機器の機能が制限されます。あくまで問題の切り分けや、最低限のトラブルシューティングのための一時的なモードとして活用しましょう。
8. 通常モードに戻す方法
セーフモードでの作業が終わったら、通常通りパソコンを再起動するだけで、通常モードに戻ります(「msconfig」で設定した場合は、チェックを外す操作を忘れずに行いましょう)。
まとめ
- 通常起動できる場合は、「Shift+再起動」からセーフモードに入れる
- 起動できない場合は、強制終了を繰り返すことで自動修復画面に入れる
- 「セーフモード」「ネットワーク付き」「コマンドプロンプト」の3種類がある
- 問題の切り分けやマルウェア駆除など、一時的なトラブルシューティングに活用する
よくある質問(FAQ)
Q. セーフモード中にインターネットは使えますか?
「セーフモードとネットワーク」を選べば、インターネット接続も利用できます。
Q. セーフモードのまま、ずっと使い続けても問題ありませんか?
機能が制限されるため、通常の作業には向いていません。原因調査後は、通常モードに戻すことをおすすめします。
Q. BitLockerを使用している場合、セーフモードへの入り方に違いはありますか?
回復キーの入力を求められる場合があるため、事前に回復キーを確認しておくと安心です。

