新しくファイルを作成すると、いつの間にかOneDriveに保存されてしまう――そんな方へ、今後作成するファイルをパソコン本体に保存されるようにする設定方法を解説します。既に同期済みのファイルを止めたい場合は、別記事「バックアップを正しく停止する方法」もあわせてご確認ください。
この記事でわかること
- 既定の保存先をパソコン本体に変更する設定
- Officeアプリでの個別設定
- フォルダーの自動バックアップとの関係
- 設定変更後の確認方法
結論から言うと、「これから作成するファイル」をOneDriveに自動保存させたくない場合、フォルダーの自動バックアップ設定と、Officeアプリの既定の保存場所設定を、あわせて見直す必要があります。
1. フォルダーの自動バックアップを確認する
デスクトップやドキュメントに新しいファイルを作成した場合、これらのフォルダーが自動バックアップ対象になっていると、作成と同時にOneDriveへ保存されます。
- タスクバーのOneDriveアイコンから「設定」を開く
- 「同期とバックアップ」タブを選ぶ
- 「バックアップを管理」を選ぶ
- 「フォルダーの更新」の項目から、対象フォルダーの「保護の停止」を選ぶ
2. Officeアプリの既定の保存先を変更する
Word・Excelなどで「名前を付けて保存」を選んだ際、初期状態でOneDriveが候補として表示される場合、既定の保存先設定を変更しましょう。
- Officeアプリの「ファイル」タブから「オプション」を選ぶ
- 「保存」の項目を選ぶ
- 「既定でコンピューターに保存する」にチェックを入れる
- 「OK」を選ぶ
3. 保存時に保存先を都度選ぶ習慣をつける
上記の設定変更をしても、保存操作の際に「参照」を選び、手動でパソコン内のフォルダーを指定する習慣をつけておくと、より確実にOneDrive以外の場所に保存できます。
4. 一時的にOneDriveを完全に停止する方法
より徹底したい場合、一時的にOneDriveの同期自体を停止する方法もあります。
- タスクバーのOneDriveアイコンを選ぶ
- 「同期を一時停止」を選ぶ
5. 設定変更後の確認方法
設定を変更した後、実際に新しいファイルを作成・保存してみて、意図した場所(パソコン本体)に保存されているか確認しておきましょう。
6. 組織アカウントでの制限
会社や学校のパソコンでは、これらの設定がIT管理者によって固定されており、個人で変更できない場合があります。この場合は、情報システム部門に確認しましょう。
7. OneDrive自体を使わない選択肢
そもそもOneDriveを一切使わない方針であれば、別記事「アンインストールする方法」を参考に、アプリ自体を削除することも選択肢のひとつです。
8. クラウド保存のメリットも理解しておく
OneDriveへの保存は、パソコンの故障時にもデータが失われにくいという安心感があります。完全に排除する前に、バックアップの観点でのメリットも踏まえて判断しましょう。
まとめ
- 「これから作成するファイル」を制御するには、バックアップ設定とOfficeの保存先設定、両方の見直しが必要
- Officeアプリの「既定でコンピューターに保存する」設定が効果的
- 保存時に手動で保存先を選ぶ習慣も有効
- 組織アカウントでは、個人で変更できない場合がある
よくある質問(FAQ)
Q. 設定を変更すると、既存のOneDrive上のファイルは削除されますか?
いいえ、既存のファイルには影響しません。
Q. Word・Excel以外のアプリでも同様の設定が必要ですか?
はい、アプリごとに個別の保存先設定がある場合は、それぞれ確認する必要があります。
Q. この設定は、他のパソコンにも引き継がれますか?
いいえ、通常はパソコンごとに個別の設定となります。

