OneDrive上のファイルを開こうとしたら、「アイテムへのアクセス許可がありません」と表示された――そんな時の原因と対処法を解説します。
この記事でわかること
- エラーが表示される主な原因
- 認証エラーが原因の場合の対処法
- 共有権限の変更が原因の場合の対処法
- ショートカットが原因のケース
結論から言うと、このエラーの主な原因は「認証情報が最新でない」ケースと「共有元の権限が変更・削除された」ケースの2つです。それぞれ対処法が異なります。
1. 原因1:認証エラー
パスワード変更やセキュリティ設定の更新後に、パソコン側のOneDriveアプリが新しい認証情報をまだ反映できていない場合に、このエラーが発生することがあります。
対処法:サインアウトして再サインインする
- タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックする
- 「設定」を開き、「アカウント」タブを選ぶ
- 「このPCとの接続を解除」を選び、一旦サインアウトする
- あらためて、最新のアカウント情報でサインインし直す
2. 原因2:共有ファイルの権限変更
共有されていたファイルについて、共有元がアクセス権を取り消した、またはファイルそのものが移動・削除された場合にも、このエラーが表示されます。
対処法:Web版で確認し、共有元に依頼する
- ブラウザでOneDriveのサイトを開き、該当のファイルが開けるか確認する
- Web版でも開けない場合、ファイルの所有者(共有元)に連絡し、アクセス権の再付与を依頼する
3. ショートカットファイルが原因のケース
共有フォルダーへのショートカット(.lnkファイル)が古くなっていたり、リンク先が変更されたりすると、同様のエラーが表示されることがあります。この場合、該当のショートカットを削除し、あらためて共有元から新しいショートカットを追加してもらうことで解決する場合があります。ショートカットの正しい削除方法は、別記事「OneDriveのショートカットを削除するやり方と事前の確認事項」もご確認ください。
4. 自分がファイルの所有者の場合
自分が作成したファイルでこのエラーが出る場合、アカウント側の一時的な不具合や、同期の遅延が原因のことがあります。パソコンを再起動し、しばらく時間をおいてから再度アクセスしてみましょう。
5. 組織アカウント(OneDrive for Business)の場合
会社のアカウントでこのエラーが出る場合、組織の管理者によってアクセス権限が変更された可能性があります。情報システム部門に確認しましょう。
6. キャッシュのクリアも有効な場合がある
上記の対処法で改善しない場合、OneDriveのキャッシュをクリアすることで解決するケースもあります。別記事「OneDriveのキャッシュをクリアする方法とメリット」もあわせてご確認ください。
7. それでも解決しない場合
原因の切り分けが難しい場合、一度OneDriveアプリを終了し、パソコンを再起動してから再度試してみましょう。それでも改善しない場合は、公式サポートへの相談も検討しましょう。
8. 再発を防ぐために
共有ファイルを扱う際は、権限がいつまで有効か、共有元とあらかじめ確認しておくと、突然のアクセス不能を防ぎやすくなります。
まとめ
- 主な原因は「認証情報が古い」ことと「共有権限の変更・削除」の2つ
- 認証エラーの場合は、サインアウトして再サインインする
- 共有権限の変更の場合は、共有元に再付与を依頼する
- ショートカットが原因のこともあるため、削除して確認してみる
よくある質問(FAQ)
Q. このエラーはスマートフォンアプリでも起きますか?
はい、同様の原因で発生することがあります。対処法もパソコン版と考え方は同じです。
Q. 一度解決しても、また同じエラーが出ることはありますか?
共有権限が再度変更された場合など、状況によっては再発することがあります。
Q. エラーの原因がどちらか分からない場合、どうすればいいですか?
まずはWeb版(ブラウザ)でファイルが開けるか確認すると、原因の切り分けがしやすくなります。

