新しいパソコンのセットアップ画面で、マイクロソフトアカウントへのサインインを求められたけれど、ローカルアカウントだけで使いたい――そんな方に向けて、オフラインセットアップの手順を解説します。
この記事でわかること
- インターネット接続を切って進める方法
- コマンドを使ってオフラインオプションを表示させる方法
- それぞれの方法の注意点
- セットアップ後にアカウントを切り替える代替策
結論から言うと、セットアップの途中でインターネット接続を切断するか、特定のコマンドを入力することで、マイクロソフトアカウントを使わずにローカルアカウントだけでセットアップを完了させることができます。
1. 方法1:インターネット接続を切断する
- セットアップ中、ネットワークへの接続を求める画面が表示されたら、Wi-Fiをオフにする、またはLANケーブルを抜く
- 「インターネットに接続していません」という選択肢が表示される
- その後、ローカルアカウントの作成画面に進む
2. 方法2:コマンドを使う方法
- セットアップ中の「ネットワークに接続」の画面で、「Shift+F10」を押す(コマンドプロンプトが開く)
- 「oobe\bypassnro」と入力し、Enterキーを押す
- パソコンが自動的に再起動し、あらためてセットアップが始まる
- 「インターネットに接続していません」の選択肢が表示されるようになる
3. コマンドが使えない場合がある点に注意
Microsoftは、この種の回避方法を度々変更・制限しており、Windowsのバージョンによっては、上記のコマンドが機能しない場合があります。試してみて反応がない場合は、方法1(接続を切断する方法)を試しましょう。
4. 方法3:USBメモリ作成時に設定する方法(上級者向け)
「Rufus」という無料ツールを使ってインストール用USBを作成する場合、作成時のオプションで「オンラインアカウントの要求を削除する」にチェックを入れることで、セットアップ時点からマイクロソフトアカウントの入力を求められないようにできます。
5. セットアップ後に切り替える方法もある
オフラインセットアップにこだわらず、いったんマイクロソフトアカウントでセットアップを完了させた後、別記事で紹介した手順で、後からローカルアカウントに切り替えるという方法もあります。作業の手間としては、こちらの方がシンプルな場合もあります。
6. ローカルアカウントを選ぶメリット・デメリット
- メリット:クラウドとの同期を行わず、シンプルに使える。プライバシー面で安心感がある
- デメリット:OneDriveとの自動同期や、複数端末間の設定同期が使えない
7. 会社支給のパソコンでの注意点
会社支給のパソコンをセットアップする場合、会社の管理ポリシーに従う必要があるため、勝手にローカルアカウントへ変更してよいか、事前に情報システム部門に確認しましょう。
8. セットアップ後も試行錯誤して大丈夫
セットアップの選択を誤ったと感じても、後からアカウントの種類を切り替えることは可能です。あまり神経質にならず、まずは一通りセットアップを進めてみるのも一つの考え方です。
まとめ
- インターネット接続を切断するか、コマンドを使うことで、ローカルアカウントでのセットアップができる
- 回避方法は、Microsoftの仕様変更により使えなくなる場合がある
- USBメモリ作成時にあらかじめ設定しておく方法もある
- セットアップ後からアカウントの種類を切り替えることも可能
よくある質問(FAQ)
Q. オフラインでセットアップすると、後からWindows Updateはできなくなりますか?
いいえ、セットアップ完了後にインターネットに接続すれば、通常通り更新プログラムを受け取れます。
Q. コマンドを入力しても反応がありません。
Windowsのバージョンによって、コマンドが無効化されている場合があります。別の方法(接続の切断)を試してみましょう。
Q. ローカルアカウントでも、パスワードを設定できますか?
はい、セットアップ時にパスワードを設定するかどうかを選べます。

