BitLocker回復キーの確認方法|求められたときの探し方とバックアップ

ノートパソコンの画面に長い数字の入力画面が表示され、スマートフォンを手にしているイメージ Windows 11 ツール

ノートパソコンの画面に長い数字の入力画面が表示され、スマートフォンを手にしているイメージ

※イメージ画像です(AIにより生成)

結論から言うと、BitLocker回復キーを求められたときは、「回復キーID(最初の8桁)を控える」「別のデバイスで、Microsoftアカウント(aka.ms/myrecoverykey)にサインインして探す」のが基本です。Microsoftの公式サポートには、BitLocker回復キーは48桁の数字で、セキュリティ上のリスクやハードウェアの変更があったときに、起動時に入力を求められることがあると書かれています。また、Microsoftサポートには、失われたBitLocker回復キーを取得、提供、または再作成する機能がないことも明記されています。

この記事では、Microsoft公式サポートをもとに、回復キーの探し方と、事前のバックアップ方法を整理します。

この記事でわかること

  • BitLocker回復キーとは何か、なぜ求められるのか
  • 回復キーを探す場所(4つ)
  • 見つからない場合の考え方
  • 事前にバックアップする方法と、保管の注意点

BitLocker回復キーとは

Microsoftの公式サポート「BitLocker回復キーの検索」には、次のように書かれています。

  • BitLocker回復キーは、Windowsで暗号化されたドライブのロックを自動的に解除できない場合に必要
  • 48桁の数字で、ドライブへのアクセスを取り戻すことができる
  • セキュリティ上のリスクまたはハードウェアの変更により、起動時にBitLocker回復キーの入力を求められる場合がある
  • ロック解除パスワードを忘れた場合など、データまたは外部ドライブにBitLocker回復キーを指定する必要がある場合もある

つまり、ある日突然、PCの起動画面で回復キーを求められることがあります。慌てず、まず、次の手順で探してください。

手順1:回復キーIDを控える

公式サポートには、「BitLocker回復キーの入力を求められたら、回復キーIDの最初の8桁を書き留めておきます。回復キーIDは、複数の回復キーがある場合に使用する回復キーを識別するのに役立ちます」と書かれています。

手順2:回復キーを探す場所

BitLockerをオンにしたときの選択によって、回復キーの保存場所が異なります。

① Microsoftアカウント

  • 別のデバイスのWebブラウザーで、aka.ms/myrecoverykey を開く
  • Microsoftアカウントでサインインし、キーIDを見つける
  • 関連する回復キーを使って、ドライブのロックを解除する

注:デバイスを設定した人や、BitLockerをオンにした人が別にいる場合は、その人のMicrosoftアカウントに回復キーが保存されている可能性があります。Windows 11 バージョン24H2以降では、BitLocker回復画面に、回復キーに関連付けられているMicrosoftアカウントのヒントが表示されると書かれています。

② 職場または学校のアカウント

  • 職場または学校のアカウントで、デバイスが組織にサインインしたことがある場合は、組織のアカウントに回復キーが保存されていることがある
  • 別のデバイスで、aka.ms/aadrecoverykey を開き、職場または学校のアカウントでサインイン
  • 「デバイス」を選択し、回復キーを取得するデバイスを展開して、「BitLockerキーの表示」を選択
  • 組織のIT部門に問い合わせる必要がある場合もある

③ 印刷したもの

BitLockerをオンにしたときに、回復キーを印刷している場合があります。重要な書類の保管場所を確認してください。

④ USBフラッシュドライブ

USBフラッシュドライブを、ロックされたデバイスに接続して、指示に従います。テキストファイルとして保存した場合は、別のデバイスで読み取ります。

見つからない場合

公式サポートには、次のように書かれています。

  • デバイスが組織によって管理されている場合は、IT部門に確認して、回復キーを取得する
  • BitLocker回復キーが見つからず、必要になった変更も元に戻せない場合は、Windowsの回復オプションのいずれかを使用して、デバイスをリセットする必要がある
  • デバイスをリセットすると、すべてのファイルが削除される
  • Microsoftサポートは、失われたBitLocker回復キーを取得、提供、または再作成することができない

つまり、回復キーが見つからないと、暗号化されたデータは取り戻せない可能性があります。重要なデータのバックアップ(別の場所へのコピー)の大切さが分かります。

リセットする前に

  • 会社や学校のPCは、自己判断でリセットしない(IT部門の管理下にある場合があります)
  • 不明な点は、PCメーカーや組織の窓口に確認する(今回の公式サポートには、入力を何度も間違えた場合の挙動は書かれていませんでした)

事前にバックアップする方法

公式サポート「BitLocker回復キーをバックアップする」には、次のように書かれています。

  • ほとんどの場合、BitLocker回復キーは、BitLockerが最初にアクティブ化されたときに自動的にバックアップされる
  • Microsoftアカウントを使用している場合は、通常、BitLocker回復キーが添付されており、オンラインで回復キーにアクセスできる
  • 職場または学校で管理されているデバイスは、通常、組織のIT部門が回復キーをバックアップ・管理する
  • 「このバックアップが存在し、アクセス可能であることを確認するか、独自の追加のバックアップを作成することが重要」

バックアップの手順

  1. [スタート]から「BitLocker」と入力し、結果から[BitLockerの管理]を選択する
  2. バックアップするドライブの横にある[回復キーのバックアップ]を選択する
  3. キーをバックアップする場所を選択する
    • Microsoftアカウントに保存:Microsoftアカウントの回復キーライブラリに保存される
    • USBフラッシュドライブに保存
    • ファイルに保存:プレーンテキストファイルとして保存(暗号化されたドライブには保存できないため、別のボリュームやUSBに保存)
    • 回復キーを印刷する
  4. [完了]を選択する

必要な数のバックアップを作成できます。「安全のために、複数持っているのも悪くありません」と書かれています。

保管の注意点(公式サポートより)

  • USBフラッシュドライブに保存する場合は、「キーが含まれるこのUSBフラッシュドライブを、コンピューターと一緒に保管しないでください」。泥棒がコンピューターを盗んだ場合、フラッシュドライブも盗まれて、BitLocker暗号化がバイパスされ、データが脆弱なままになる可能性があるため
  • 印刷したものも、同様に、コンピューターと一緒に保管しない
  • テキストファイルを、OneDrive個人用Vaultにコピーして、安全に保管し、必要に応じて、どのデバイスからでもアクセスできるようにする(ヒント)

公式サポートで確認できなかったこと

  • 自分のPCで、BitLockerがオンになっているかどうかの確認手順(この記事では、バックアップ手順の中の「BitLockerの管理」までを紹介しています)
  • 回復キーを求められる、具体的な原因の一覧(「セキュリティ上のリスクまたはハードウェアの変更」と書かれていますが、詳細な条件は確認できませんでした)
  • 回復キーを何度も間違えた場合の挙動

よくある質問(FAQ)

Q1. 回復キーは、どこで確認できますか?

別のデバイスで、aka.ms/myrecoverykey にMicrosoftアカウントでサインインして確認できます。職場や学校のPCは、aka.ms/aadrecoverykey、またはIT部門に確認します。

Q2. 回復キーを求められたのは、故障ですか?

公式サポートでは、セキュリティ上のリスクやハードウェアの変更により、起動時に回復キーの入力を求められる場合があると説明されています。必ずしも故障とは限りません。

Q3. 回復キーが見つからないと、どうなりますか?

Microsoftサポートは、回復キーを再作成できません。回復キーがなく、必要になった変更も元に戻せない場合は、Windowsの回復オプションでデバイスをリセットする必要があり、すべてのファイルが削除されます。

Q4. 回復キーは、どこに保管すればいいですか?

Microsoftアカウント、USBフラッシュドライブ、ファイル、印刷物などに保存できます。コンピューターと一緒に保管しないことが、公式サポートで注意されています。

Q5. 中古PCや、家族のPCでも同じですか?

デバイスを設定した人のMicrosoftアカウントに、回復キーが保存されている場合があります。誰がBitLockerをオンにしたかを確認してください。

まとめ

  • 回復キーは、48桁の数字。起動時に突然求められることがある
  • 探す場所は、Microsoftアカウント、職場・学校のアカウント、印刷物、USB。まず、回復キーIDの最初の8桁を控える
  • Microsoftサポートは、失われた回復キーを再作成できない。見つからない場合は、リセット(すべてのファイルが削除)が必要になる可能性がある
  • 元気なうちに、バックアップがあるか確認する。PCと一緒に保管しない

参考にした公式情報(2026年10月14日確認)

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