OneDriveに保存したファイルが、パソコンの容量を圧迫している――そんな時に役立つ、「ファイルオンデマンド」機能を使ったオンライン専用設定を解説します。
この記事でわかること
- 「ファイルオンデマンド」機能とは
- すべてのファイルをオンラインのみにする方法
- 特定のファイル・フォルダーだけを設定する方法
- 設定時の注意点
結論から言うと、「ファイルオンデマンド」機能を使うことで、ファイルの実体をパソコン本体に保存せず、必要な時だけクラウドからダウンロードする「オンラインのみ」の状態にでき、パソコンのストレージを節約できます。
1. 「ファイルオンデマンド」とは
この機能を使うと、エクスプローラー上ではすべてのファイルが表示されますが、実際のデータはクラウド上にのみ保存された状態(雲のアイコン)にできます。ファイルを開こうとすると、その場で自動的にダウンロードされます。
2. すべてのファイルをオンラインのみにする手順
- タスクバーのOneDriveアイコンを選ぶ
- 「設定」を選ぶ
- 「ディスク領域の解放」(または類似の項目)を選ぶ
- 「空き領域を増やす」の案内に従って進める
この操作により、常時保存されていたファイルも含め、まとめてオンラインのみの状態に切り替わります。
3. 特定のファイル・フォルダーだけを設定する手順
すべてではなく、一部のファイルだけをオンラインのみにしたい場合は、個別に設定できます。
- エクスプローラーでOneDriveフォルダーを開く
- 対象のファイルまたはフォルダーを右クリックする
- 「空き領域を増やす」を選ぶ
選択したファイルの状態が「オンライン時に使用可能」に変わり、パソコン上の実体データが削除されます。
4. 逆に「常にこのデバイスに保存」にする方法
よく使うファイルは、オフラインでもすぐに開けるよう、あえて常時保存の状態にしておくと便利です。
- 対象のファイルまたはフォルダーを右クリックする
- 「このデバイスで常に保存する」を選ぶ
5. 設定変更にはインターネット接続が必要
ファイルオンデマンドの設定を変更する操作自体に、インターネット接続が必要です。オフライン環境では設定を切り替えられません。
6. オフラインで開けなくなる点に注意
オンラインのみに設定したファイルは、インターネット未接続の状態では開けません。出張や移動中にオフラインで作業する予定がある場合は、事前に必要なファイルを「常に保存」に切り替えておきましょう。
7. パソコンの容量が少ない場合の活用
ストレージ容量の少ないノートパソコンなどでは、この機能を積極的に活用することで、実質的な使用可能容量を大きく確保できます。
8. オフにする場合の注意点
ファイルオンデマンド機能自体をオフにすると、それまでオンラインのみだったファイルがすべてパソコン上にダウンロードされ、大量の容量を消費することがあります。オフにする前に、パソコンの空き容量を確認しておきましょう。
まとめ
- ファイルオンデマンドを使うと、ファイルをオンラインのみの状態にして容量を節約できる
- 全体または個別のファイル・フォルダーで設定できる
- 設定変更にはインターネット接続が必要
- オフラインで使う予定のファイルは、事前に「常に保存」に切り替えておく
よくある質問(FAQ)
Q. オンラインのみに設定したファイルを開くと、自動的にダウンロードされますか?
はい、開こうとした時点で自動的にダウンロードが始まります。
Q. この機能はWindows専用ですか?
Macでも同様の機能が利用できます。
Q. オンラインのみのファイルを削除すると、クラウド上のデータも削除されますか?
はい、パソコン上での削除操作は、通常クラウド上のファイルにも反映されます。

