スプレッドシートでの繰り返し作業を、自動化したい――そんな時に使える「マクロ」の記録方法と、Excelとの違いを解説します。
この記事でわかること
- マクロを記録する手順
- 絶対参照と相対参照の違い
- マクロの実行方法
- ExcelのVBAとの違い
結論から言うと、「拡張機能」から「マクロ」を選び、「マクロを記録」で操作を記録するだけで、簡単なマクロを作れます。記録した内容は、裏側でApps Scriptとして自動的に保存されます。
1. マクロを記録する手順
- 「拡張機能」を選ぶ
- 「マクロ」を選ぶ
- 「マクロを記録」を選ぶ
- 参照の種類(絶対参照・相対参照)を選ぶ
- 記録したい操作を行う
- 「保存」を選び、名前とショートカットを付ける
2. 絶対参照と相対参照の違い
- 絶対参照:記録した時のセルで、同じ動作を行う
- 相対参照:現在選択しているセルを基準に、同じ動作を行う
マクロを、いろいろな場所で使いたい場合は、相対参照が便利です。
3. マクロを実行する方法
- 「拡張機能」→「マクロ」のメニューから、実行したいマクロを選ぶ
- 設定したショートカットキー(Ctrl+Alt+Shift+数字)を使う
4. 裏側ではApps Scriptが動いている
記録したマクロは、スプレッドシートに紐づいたApps Scriptプロジェクトに、関数として自動的に保存されます。Apps Scriptのエディタを開けば、内容を確認・編集することもできます。
5. Apps Scriptで、一から作ることもできる
マクロは、記録するだけでなく、Apps Scriptのエディタで、一から関数を書いて作ることもできます。既存の関数を、マクロとして登録することも可能です。
6. ExcelのVBAとの違い
- ExcelのVBA:Excel内蔵の言語で、パソコン上で動く
- Googleスプレッドシートのマクロ:Apps Script(JavaScriptベース)で、クラウド上で動く
そのため、ExcelのVBAは、スプレッドシートで、そのままでは動きません。
7. 無料アカウントで使えるか
公式ヘルプには、対象エディションの記載がなく、無料アカウントで使えるかは、今回の確認では断定できませんでした。一般的には使えると言われていますが、実際の画面で、メニューが表示されるか確認してください。
8. 使う際の注意点
- 初めてマクロを実行する際は、権限の承認が求められる場合がある
- 他人から受け取ったマクロは、内容を確認してから実行する
- 重要なデータを扱う前に、コピーを作って試す
まとめ
- 「拡張機能」→「マクロ」→「マクロを記録」で、簡単に作成できる
- 参照の種類(絶対・相対)を選んで記録する
- 裏側では、Apps Scriptが自動的に生成されている
- ExcelのVBAとは、言語も動作環境も異なる
よくある質問(FAQ)
Q. ExcelのVBAマクロを、スプレッドシートに移行できますか?
そのままでは動かないため、Apps Scriptで書き直す必要があります。
Q. マクロを他の人と共有できますか?
スプレッドシートを共有すれば、紐づいたマクロも共有されます。
Q. マクロが動かない場合は?
権限の承認や、参照の種類(絶対・相対)の設定を確認しましょう。

